日々のことを徒然に

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アウトレットとは

2018年06月11日 | 生活・ニュース

 「傘の要らない店で一日過ごして来た」、終日どんより曇った日の夕方、通りかかった知人が笑いながら大きく膨らんだ袋を掲げて見せた。「ご苦労さん、どちらの店で」と聞くと、最近オープンした広島の店という。CMでも知人のブログでも楽しく過ごせる店のようだが、今のところ出向く予定のないアウトレット。

「アウトレット」最近よく聞くしCMでも見かける。その意味はと広辞苑、「(出口・販路の意)アウトレット・ストアーの略」とあり、略でない方の意味は「売れ残りや傷物を仕入れて安値で売る店。また、メーカーがサンプル品や生産過剰品を売る直販店」とあり、驚きと、イメージしていたとは真逆の感じがする。

 何となくすっきりしないので別の辞書。「メーカーが自社商品の在庫処分を目的に工場と直結させて販売する店。有名ブランドの在庫品などをメーカーから大量に仕入れて、格安に販売する店。アウトレットストア。出口・はけ口の意(明鏡国語辞典)」。似たような説明で差は無い。他の辞書類も大きな違いはなく、高級品を販売などは見受けられない。

 一流商品が並び、お洒落で買い物感を高揚させる店内という先入観を納得させない説明の辞書。知人の楽しんだ店をネットで探す。そこには二百店に近い店の一覧、漢字や仮名はほんの数えるほど、アルファベットとカタカナがズラリと並ぶ。辞書から受けた感覚とは程遠い店内紹介に戸惑う。「こりゃあ百聞は何とか」、次に知人に出会ったら教えてもらおう。
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