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日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

雨上がりの朝

2019年07月19日 | 生活・ニュース

 昨夜から今朝まで、防災メールや気象情報で何度起こされただろうか。ダムへの流入量が増加、放水量が増加するので河川の水位上上昇に注意ください。50㍉の雨量が予想されます。〇〇地域に土砂災害発生の可能性が高まりました、今後の気象情報に注意を。など身を守る情報が入る。その都度、雨音を確かめながら情報に目を通す。

 夜が明け、カーテンを開けると雨に濡れ重そうにではあるが朝顔が咲いている。いつもの朝にほっとする。ローカル線は始発から運転見送り、通勤や通学の利用者へ報せるメールが入る。現役のころには、台風襲来、豪雨などの時にわが家を気にしながら、雨風をついて職場に向かったことを思い出す。それが当たりのことと疑問に思わなかった世代だ。

 雨の日、一つだけ省けることがある。それは朝顔など花類への水やりが免除される。しっかり雨に洗われた葉は大きな水玉を大事そうにのせている。いくら水遣りをしてもこうはならない。自然の営みに人は及ばない。雨にもめげず、刈り取った五月の小枝に白いパッチワーク様の巣がある。生きるために蜘蛛は巣を張っている。

 花の終わった紫陽花の葉に1匹のカタツムリがゆっくりと歩んでいる。雨の中ここへどうやってたどり着いたのだろう、昨夜の雨をどう凌いだのだろう。チョイ触ると歩みを止める。雨上がりとカタツムリ、いい光景だが、もうすぐ葉の先端、これからどう進むのだろう。野鳥からは丸見え、早く隠れろよ、とチョイと殻に信号を送っておいた。
コメント (2)
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