今年1月1日の日本人の総人口は1億2477万6364人で、昨年から過去最大の43万3239人減少したと報道された。これは総務省が住民基本台帳に基づく人口動態調査による数値。この数値に、最近頻発する調査方法の間違いや改ざんはないだろうと思う。山口県の減少率は1.01%でこれは全国10番目、全国平均の0.35%を大幅に上回る。
増加は関東の4都県と沖縄県、一極集中に歯止めがかかっていない。選挙のたびに地方創生の声は聞こえるが、都市部に住み、地方と交流する策は見直さなければならない。と言って他人任せでなく自分に何が出来るだろうか。毎朝、登校する児童や生徒らを見送りながら、事故など無く社会人となる彼らに未来を託すしかない。
こうした子どもらを育てる一つに、事件や事故から守ってやることも大事だ。近くにある小学校校区内で、児童に接触してきた不審者情報が続いた。身近で発生すると、報道で知るより一段と緊張が増す。学校と家庭でしっかり対応を教わっているだろう。万一にもそうしたことを身近に見かけたら、子どもを守るのは地域住民の務めと思う。
近くに小さな公園がある。子どもの遊ぶ姿をよく見かけるし、母親同志のコミニケーションの場でもあるようだが、微笑ましく見て通る。その出口に「とびだし注意」の札に園児らしい子どもの切り抜きがついている。これは子どもに呼び掛けた注意だが、走り回る子らから目は離せない。いつでも一声かけれるよう心構えでいよう、防犯メールを思い出しながら子どもの声を後にした。