台風5号の影響もあり、梅雨明けはまだ先のようで雨に対する注意が呼びかけられている。気象予報で聞く雨の表現で何となく弱い雨、これは強そうなので警戒が必要などは感じで分かる。ある待合室で「土砂降りの雨になるので、帰ったら家の周りを見まわっておかねば」という会話が聞こえた。
気象庁の「雨の降り方と強さ」を開いてみた。時間雨量、予報用語、人の受けるイメージ、人への影響、屋内屋外の様子、車に乗っていて、7区分で分かりやすく載っている。雨量で20㍉未満から80㍉以上の5段階、会話にあった「土砂降り」は30㍉以下で強い雨と記されている。家の前の道があっという間に川の様になったことがある。それは30から50㍉の雨量で「激しい雨」、イメージとしては「バケツをひっくり返したように降り、傘をさしていても濡れる」という。思い出せばピッタリ当たる。
市の防災メールで、大雨、土砂、洪水の各注意報が午前中に発令された。何れも雨による災害発生の恐れがある時に出る。何れの注意報は、さらに大きな災害が予想されると警報に変わる。注意報や警報は各自治体が発する。梅雨末期と台風が重なるここ数日は予報に十分注意していよう。
車の運転が危険、それは予報用語で「非常に激しい雨、また、猛烈な雨」の時、雨量は50㍉を越え、屋外では「水しぶきであたり一面が白っぽくなり、視界が悪くなる」と説明。道路が川状態になる「激しい雨」の状態で高速走行するとブレーキが効かなくなるハイドロプレーニング現象が起きるとある。高齢者事故多発、気をつけよう。