日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

Hayabusa2

2019年07月12日 | 生活・ニュース

 宇宙の話をすると「年甲斐もなく」と言い、ウス笑いされることがる。そこには私が興味を示したことへのお粗末さにあきれ、少々小ばかにした意味合いのあることはよく理解している。今回は購読紙の1面トップ「はやぶさ2 再着陸成功 世界初 近くの乃岩石採取」という見出し。昨日の午前10時過ぎの快挙、出先で気になり何度もスマホを開いていたが、快挙成功の画面に一人ほくそ笑んだ。

 はやぶさ2は、2014年12月に種子島宇宙センターから打ち上げられた。18年6月小惑星「りゅうぐう」に到着、それから岩石の採取、クレーター作りその跡に着陸した。何度かこのブログの題材にさせてもらった「はやぶさ2」について、JAXAのHPでときおり説明を読んだり映像を見たりしていた。難解なことばかりで理解できたわけではないが、今回の「りゅうぐう」を目指したミッションは成功する、そう確信させるものがあった。 

 そろばん玉の形をした「りゅうぐう」は地球から約3億㌔にある小惑星。直径はおよそ900㍍だからスカイツリーよりわずかの差しかない。重力は地球の8万分の一という。電波は光と同じ速度と言われるが、操作するための電波が届くのに約15分、指示し、結果確認まで30分を要する。はやぶさ2は、着陸の前後は自らの判断で行動し、着陸後は数秒でエンジンを噴射し上昇したという。これを待つ技術者の気持ち、成功を確認し喜ぶ職員らの写真に集約されている。

 「NASAの何歩も先を行く科学史に大きな足跡を残した快挙」「太陽系の歴史のかけらを持ち帰る」というはやぶさ2は、来年の11月か12月頃に、南のオーストラリアに帰還するという。「いとかわ」から帰還した「はやぶさ」の感動再現になる。帰還してこそミッション完了、JAXAの健闘を祈っている。
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