日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

投票率は

2019年07月04日 | 生活・ニュース

 今日から始まった参議院議員選挙は25回目だという。定員は自民党の都合で3名増の124名(選挙区74名、比例区50名)に対し370人ほどが立候補、供託金は選挙区300万円、比例区一人600万円で約16億円になる。21日の投票まで舌戦が続くそうだが、地方の町ではどれほど聞けるだろうか。公示と同時に当確の出そうな選挙区もあり、盛り上がらない理由の一つかもしれない。

 ある雑談で「年中選挙があると生活は楽になるで」と政党や候補者の公約を羅列しながら盛り上がったことがある。どの公約をみても、庶民生活は選挙が終われば翌日からでも明るくなると読めるし、聞こえる。過去の選挙後の実態が公約と大きな差があり、有権者の投票意欲を高める政治になっていない。これも選挙への関心が高まらない一つかもしれない。

 昨年、ある党の2回生議員が相ついで不適切な行為などで議員辞職など好ましからざることが起きた。その時の古参議員の「ばたばたと公募すると、どうしても見た目や、語り口の上手下手が絞り込みになる」というような反省の弁があった。人格や識見がおざなりということになる。「出たい人より出したい人を」、古くて新しいことかもしてない。

 これまで国と地方の選挙合わせて何十回投票しただろう。投じたのは全て清き一票で、投票行動に精勤賞があれば受賞資格がある。投票しても政治は変わらない、そう考えて棄権すればなお変わることは遠のく。乱立感はあるが公約通りの目線で議員活動する人を吟味しよう。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする