机周りを何カ月ぶりかに整理整頓した。どこに収めていたのか思いもしない物が見つかった。何と「がんばれ広島東洋カープ Big jump 82 HOT BASEBALL」でカープ坊やがジャンプしている団扇、どこに仕舞いこんでいたのか思い出せない。調べてみると1982年のカープスローガンと同じ、間違いない品物と決めつけた。団扇の状態はまずまずだ。カープの赤色は褪せた感じはない。団扇の骨は樹脂製だが作りは柔らかで、あおいでみると柔らかないい風が来る。
82年のカープあれこれを調べてみた。監督は古葉竹識で8年目。リーグ成績、6月は首位だったが結局は59勝58敗13分で勝率5割4厘で4位。津田が新人王、北別府が最多勝利20勝と沢村賞を得ている。開幕オーダーには山本浩二、衣笠、北別府など今も記憶している選手の名前が並んでいる。
団扇の裏面は「ヤマザキのお中元」のお知らせ。「ほどよく上品な甘さ 水ようかん デザート 爽やかなくちあたり」に続いて「さわやかなまごころを伝えます」として2種類の容器が涼味をさそう薄い青系で印刷されている。ヤマザキの宣伝品だが、カープが今ほど勢いのある時期ではなかったが、こうした支えが今に生きているのだろう。
82年は今から37年前で昭和57年に当たる。この年は仕事上の2回目の大きな転機直後で頑張っていたころに当たる。仕事以外に目を向けることは無かったかもしれない。ところでカープ、交流戦前のゲーム差は大変貌に先行き心細くなりそうだ。7月になった、明日からのヤクルト戦を契機に頑張れ。そうすれば行方不明になっている冠山公園のカープ鯉も現れよう。