
外出先は青空駐車場、珍しいことではなく特に思うこともなく空いたスペースに止める。用事が済み帰ろうと車のドアを開けようとして驚いた。屋根に白いペンキ、と思いよく見ると、それはべっとりとした鳥の糞らしき汚れがついている。広さは両の手のひら合わせたくらい。何台も駐車しているが他の車は被害なしのようだ。
走っていれば誰の目にも触れないだろうとそのまま帰宅。白い汚物は乾ききって今度は張り付けたようになっている。鳥の糞に汚されることはよくあり、驚くことではないが今回の広さには呆れと怒りがミックス状態だった。鳥も我が愛車を故意に狙ったわけではなかろう、と仏こころとなり洗車を始めた。
最近の車掃除は車体を水洗い、ウインドウは汚れがひどければガラス洗剤で拭く、これがパターンになっている。鳥害を被ったことと雨の季節でもあるとことだしと思い、ひさしぶりというか暫くぶりというか、車にワックスがけをした。最近は水洗後、少々の拭き残しがあっても問題なくワックスは塗れるし、乾けば簡単に後処理が出来る優れ物になっていて、昔に比べれば省エネ型に改良されており有難い。
購入から5年目、年明けには車検になる。高齢者の事故多発などから免許返納や免許制限など高齢者を思っての策が叫ばれてる。まだ、生活のために車は手放せない。久しぶり艶の蘇った車体を見ながらそんなことを思う。今日は、ワックス掛けの機会を作ってくれた名も知らぬ野鳥に感謝の七夕になった(糞害を水に流せと天の川)。