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川面に白い雲が映っている。そこを 左を逆転すると白い雲を背に5機の飛行機が
5羽のカモが横一列で前進している 高空を連帯飛行している
白い雲の映っている川面を5羽のカモが横並びで泳いでいるのを橋上から見た。急いで手のひらサイズのカメラを取り出し撮った。撮った写真を再生ボタンを押し液晶モニターで確認する。再び川面をみやり、2枚目を摂ろうとカメラを持ち直そうとした。
その時、偶然だがカメラが逆さになった。と液晶モニターの画像が逆転している。逆転は正常だが、それは撮った時とは全く異なる印象を持った。隊を組んで飛ぶ飛行機の群れに見え、しばらく眺めていた。やっ、これは面白い、帰宅するとすぐに橋上で見た映像をパソコンで試みると先ほどと同じだ。
錯視の図形を眺めたことを思い出した。仕掛けられていることを知った上で図を眺めているのに、歪んだり異形だったり、長短大小など違って見させられるというか、思い込まされていく不思議な図形だ。例えば、同じ長さの直線を平行に3本引く。各々の線の先にかっこの<と>を、1番の線には向かい合わせて、2番の線には反対向きに、3番の線には同じ向きに書く。何番の直線が長く見えますか、答えは2番の直線になります。
たった1枚の自分の撮った写真でも向きを変えただけで説明が変えられる。ましてや大勢の人と交流する中では同じものを一緒に見たり聞いたりしても、そのつかみ方は夫々に異なる。その時、ゆきちがいでいやな思いをしないためには、日ごろから心して鍛錬をする必要がありそうだ。