日々のことを徒然に

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2014年02月27日 | 生活・ニュース


 パソコンを使い始めたころ、苦労して苦労して仕上げたデーターを保存して持ち歩ける。そして別のところでそれを使って仕事の続きができることを喜んだものだ。厚さ2ミリほどの正方形の中に磁気記録の仕掛けがあり、挿入方向を示す矢印表示が表側。裏側には金属製の小さな円盤がついていたように思う。初めは取扱いに気使ったように思う。それをフロッピーディスクでFDと呼んだ。

 便利に思ったFDも、初期のころには購入のたびに全数フォーマットしなければ使えなかった。意味の分からぬままに教えられ、とにかく覚えなければと緊張したがすぐに慣れた。保存方法は日進月歩、FD時代は夢の夢のような時代になった。CD化が進みFDの使用パソコンは特別仕様になったのはそんな昔ではないように思う。さらに進歩し指にも満たないスティック状の記録容量、素人が使うには1個で何年も使える。

 そんな便利で大容量の記憶媒体、紛失も怖いがもう一つせっかく保存したデーターを誤って消去すると保存していた内容によっては「おおごとになる」。野鳥の写真を撮影に出かけ、PCにインポート出来ない。何度やってもダメ、そのうち気づいた。「カメラのメニュー画面をいじくっているときSDメモリーをフォーマットしたらしい?」。ブログに綺麗でいい風景写真をアップされる人の書き込みを目にした。

 年齢をここまで積み重ねてきた。その中にはいくつかフォーマットして消し、新しいたいことを保存できるスペースを作りたい、そう思うこともある。しかし、フォーマットしすぎると自分を忘却した人と思われても、これまた困る。そう都合よく世の中な回らない。なら精一杯生きることにしよう。
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