日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

転落防止策を

2014年02月21日 | 生活・ニュース


 今回の豪雪、特に甲信越や関東北部を中心に高速道をはじめとして各地の道路網が通行止めとなり、それに伴う混乱が多く起きた。しかし、沿線住民の自主的な炊き出しや避難場所の提供など、雪の冷たさを忘れさせる温かい報道も多く、日本人の助け合いの姿にほっとしたのは私だけではないだろう。

 こうした地域の人らの温かい行動とは別に行政の雪害対策の手遅れが目立った。そのひとつとして各地で多くの集落が孤立した。ひと晩で積もった雪でなく、週を超えて続いた降雪なのに、3.11以降に求められた危機管理への配慮が届かなかったようだ。県内の自治体から自衛隊の出動要請依頼受けた知事が、人命に影響ないからと要請を拒否した県のあることが記事にあった。県民を守る姿勢に疑問を持つ。

 今回の豪雪だけではなく毎年、本当に気の毒に思うことがある。それは屋根の雪下ろしで転落や墜落死されたという記事。高齢化の進む中で大変な作業とは思うが、転落防止の策は無いのだろうか。現役のころ、高所作業では転落や墜落防止のため安全帯の着用を義務付けられていた。ヒヤッとしたこともあるがそれで事なきを得ている。雪の季節になる前、行政も腰を上げてほしい。

 観測史上初めて、数十年ぶりなど各地に雪を見舞わせたのは寒気団にぶち当たる南岸低気圧の影響とか。瀬戸内に住んでいると映像で雪の光景に驚き、雪よ早く止め、と思うだけで終わる。寒いといいながら日中の日差しは春の息吹を伝え始めるている。豪雪地の雪は映らなくなった。普通の冬の生活に戻れたのだろうか、ソチの雪映像を見ながら思う。
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