日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

湿り雪

2014年02月06日 | 生活・ニュース


「降り始めが冷え込む」と祖父はたき火をしながら、登校前の私らに空を見上げ雪の降ることを予測していた。今日は傘を持っていけ、雨の降りそうな雲行きを観察して教えてくれていた。今なら折りたたみ傘もあるがその頃は番傘、もっては行けなかった。雲や風などからの予報だろうが確率はどうだったか、記憶していない。しかし、孫を思っての気づかいだった、と思う。

 居座る立春寒波の予報通り雪が降り始めた。出かけるとき車載の温度計は3度、走っているうちに5度まで上昇した。しばらくして温度が下がり始め、3度になったころからフロントに雪が舞い、窓も少しくもり始めた。祖父の雪降りの予測に似た気温変化だった。科学的観測値に基づいて出されるはずの予報も、報道に載ると違いが出る。最悪を参考に行動すれば難は避けれるかもしれないが、行動の中身によってその逆があるかも。

 豪雪地帯の生活の映像は物言えぬ感じがする。続けて映る大都市の、雪が降りそう、ちらつき始めたという映像で大騒ぎするその姿のギャップに笑いを押さえ込んで見ている。都市は雪に弱い、という伝説が伝説のままになっているのはいかがなものかと思う。また、転倒者も多いとか。かっこいいフアッションより安全を選んで欲しい。

 湿っぽい雪だったが夕方までには小降りになった。週末までこの寒さは続き雪も振るという。錦帯橋の雪景色、民放でその錦帯橋を俯瞰でライブ、地元だからというひいき目なしでいい映像だ。狭苦しい庭も雪に見舞われるとと少し趣が変わる。千両の赤い実が映えている。

 
 

 

 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする