日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

軽トラ代わり

2014年02月15日 | 生活・ニュース


 車の自賠責保険は自動車による人身事故の被害者を救済するため、加入が法で義務づけられている保険、車の所有者は必ず加入する義務がある。別名は強制保険、車の運転はかれこれ半世紀近くになるが、支払の世話になったことはまだ1度もない。手続きの無いのがいいには決まっている。そう思いながら車検受けのため通して何十回目かの更新手続きを済ませた。

 4月からの消費税増税により自動車にかかわる各種の課税方式が変わる。単純には消費税3%アップ分は避けられない。緩和対策も施されるが、当面買い替えの無い自分には無用だ。ただ、消費税アップ前に車検を済ませる人も多く、車の検査関係事業者は超多忙な所もあるようで、早めの予約を呼びかけている。

 軽自動車の増税に異を唱える農家の人の話を映像で見た。農家の人に限らず増税が無いに越したことはない。「こんな庶民の声は偏西風に流され永田町を通りこし太平洋の彼方に流れる」農家の人は苦笑しながら上手いことを言った。燃料代の高止まり、それに車税増では百姓を引退したくなると話す。そんな話を聞いた後で大八車を目にした。この大八車の代わりを今は軽トラが担っている。

 蒔き用の木を運んだり収穫した野菜の運搬用に我が家にも大八車はリヤカーとコンビでそろっていた。それらも、LPガスなどの普及、菜園の公用地転用などで必要なくなり処分した。現在、農家の人はこうした人力車に代わって軽トラを使われている。採算のほどは分からないが、なくてはならない車の力、最終的に車税はどう決まるのだろう。

 大八車は代八車とも表すそうだ。これは1台で8人分の運搬が出来ることから呼ばれるという。それを引き継いだ軽トラはやはり欠かせない農業の担い手だ。
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