暦の上では啓蟄が過ぎ虫たちもいよいよ活動を開始、我家の小さな庭にもこうしたお客さんが毎年たくさんやってきます。
その第１号が着ました。プランタンに植えたミニ水仙が咲き始めたのでその写真を撮っていたら、目の前に軟着陸したものがある。本当の呼び名は知らないが体長１センチほどで長い毛を持った黒色の毛虫。休むまもなく活動を始める。
毛虫は食欲旺盛で柔らかい葉はすぐに無残な目に合わされる。見つければ割り箸で掴み捕ったり殺虫剤を使う。殺虫剤は気休めの効果くらいにしか思われないが、それでも見つけると「シュー」と吹きつけたくなる。
毛虫は人に嫌われ者の意味にも使われる。毛虫を好きという人はそんなに多くは無いだろう。ならば毛虫といって嫌われないよう、心身をきれいにしておこう。
何年も庭の虫たちと付き合ってきたが、飛来して来た毛虫を目にしたのは初めて（羽が無いので本当は風に飛ばされた）。吉なのか凶なのかまだ分からないが、虫たちと付き合う時期が来たことだけは間違いない。
（写真：軟着陸と同時に動き始めた来客１号）
