このところの暖かさで各地の桜のつぼみが開花に向けて大慌てという。そんななか、本州で最も早く開花宣言されたのが本州の最西端にある下関市。今朝、標準木に5輪確認されたという。予測より5日早いとか。
桜の開花にあわせて活発に活動するのが杉のあとを受けた檜の花粉。すでにその予報も出されている。杉ほどにはないそうだが充分気をつけてください。
国道を折れて山あいに向って車ではしっていたら朱色のトラクターが田の中に停まっていた。そんな時期かと思い、動いていたら1枚撮りたいと思いながら通り過ぎた。幸いなことに帰り、ちょうど仕事が始まったところだった。
ここは、いつだったか稲刈りを撮らせてもらったと同じ田だ。時期はまだ3月、気温は5月並というが、こんなに早く田植えの準備をされるとは知らなかった。米造りには字と同じ88の手間が掛かるという、これは何番目だろうか。
初夏のような陽射しに、トラクターを操縦する農家の方の麦わら帽子姿が粋に見えた。やがておたまじゃくしもこの田に姿を見せひと夏を過ごしていく。今年はどんな実りになるのだろう。
(写真:始まった田植えの準備)