日々のことを徒然に

地域や仲間とのふれあいの中で何かを発信出来るよう学びます

春の小川

2009年03月12日 | 自然 季節
               

文部省唱歌「春の小川」にはオリジナル歌詞(1912年)があった。  
                     
 春の小川はさらさら流る。 岸のすみれやれんげの花に、 にほひめでたく、色うつくしく  咲けよ咲けよと、ささやく如く。
 
 春の小川はさらさら流る。蝦やめだかや小鮒の群に、今日も一日ひなたに出でて 遊べ遊べと、ささやく如く。

 春の小川はさらさら流る。 歌の上手よ、いとしき子ども、聲をそろへて小川の歌を うたへうたへと、ささやく如く。

1942年文語体が口語体に変わり3番が削除され、1947年にさらに次のように変わった。これが子どものころに習った歌詞だ。

 春の小川は さらさらいくよ 岸のすみれや れんげの花に すがたやさしく 色うつくしく 咲いているねと ささやきながら

 春の小川は さらさらいくよ えびやめだかや 小ぶなの群に 今日も一日 ひなたでおよぎ 遊べ遊べと ささやきながら
                                  
著作権のなくなった歌だが、こんな歴史を知る由もない小さな川は春らしい陽射しを浴びながら気持ちよさそうに流れていく。手には、水温むには少し早いのか心なし冷たいが気持ちいい春が伝り、そばの菜の花は盛りとゆれている。

明日の予報では「春二番」が吹くという。吹くというより暴風並みに荒れる予報になっている。桜が咲くまでにはまだ何度か春の嵐がやって来そうだ。日本の政界には幾つかの熱低が発生している。霞ヶ関に春の嵐はいつ吹くのか。

(写真:童謡にも聞こえる流れの音)
コメント (4)
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