錦川清流線に南河内という駅がある。その前面に広がる菜の花畑は近郊からも多くの家族連れやカメラマンが訪れて楽しんでいた。今年はそこの情報を目にしないので、通りがかりに立寄ってみた。畑は耕され菜の花の姿は無かった。耕された畑の写真を撮ったがその訳を知る由もない。
所用を済ませ瀬戸内沿いの国道を走っているとき菜の花が目に入った。そこは光市を流れる島田川の千歳大橋のすぐ上流だ。整備された川土手には100㍍近く帯のように菜の花が咲いている。紐で支え倒れないように手入れもされている。
この春初めて見た菜の花畑だ。犬と散歩中のご婦人に聞くと「毎年きれいに咲かせておられます。桜とのコラボがなんともいえません」と話された。土手の桜の木は菜の花の屋根のように枝を伸ばしている。
昨日の第2回桜の開花予測は「前回発表より少し早まる」、今夕の気象情報ではさらに早まる予測が流れた。何10年も桜を眺めてこられた先輩は「皆さん早い遅いといわれますが、開花の日はそんなに違いません」とこちらは経験予測、さて今年はどちらの予測が当たるやら。
南河内駅の桜のつぼみには、薄い緑色が見られた。こうなると1週間か10日くらいで咲きます、とは気象予報士の解説、ただしお天気しだいですの断わりがついていた。書くことがうまくなれない言い訳にお天気しだいというような、そんなうまい言い逃れはまだ見当たらない。
(写真:今年なじめて目にした菜の花畑)