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☆金哲彦の「3時間台で完走するマラソン まずはウォーキングから」

2010年01月23日 23時08分02秒 | 文学
3時間台で完走するマラソン まずはウォーキングから (光文社新書)金哲彦の「3時間台で完走するマラソン まずはウォーキングから」(光文社新書)を図書館で借りてぱらぱらと読んでみる。
近所の公園で数回歩いたり走ったりしただけなので、まだまだマラソンに出場とか考えてもいないのだけれど、”まずはウォーキングから”というところに惹かれて読んでみる。
書いてあることはこの人の他の本とだいたい同じだった。
30分くらいして汗をうっすらかいてから脂肪が燃焼するのでそれ以上やらないともったいない(僕は汗をかいたくらいでやれやれと思って家に帰っていた)というところと、納豆を食べろというところが参考になった。
ちょっと専門的で僕のようなものにはあまり読むところはなかった。
マラソン大会に参加することはものすごく興奮することらしい、ということはなんとなくわかった。なんとなくわかったが経験がないことなので、嘘だろう、と思っている(未経験なことに対する私のいつもの接し方)。
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☆ドストエフスキー「悪霊」下巻

2010年01月23日 08時57分13秒 | 文学
悪霊 (下巻) (新潮文庫)ドストエフスキーの「悪霊」(新潮文庫)を読み終えた。とても時間がかかってしまった。
ステパンとピョートルの父子がもっとも興味深かった。自殺願望の強いキリーロフも興味深い。
スタヴローギンは、よくわからない存在だった。
登場人物が多く、話もごちゃごちゃしていて、時間をかけて読むと理解できない小説だった。最後は次から次へ人が死んでいった。ピョートルは死ななかった(と思う)。
ある思想で世界を理解しようとすると、最終的には逃げ場のないところにまで行ってしまう、という話だと思って読んだ。何かを食べておいしいとか、眠いから寝るとか、そういう自然で些細なことを無視して、神は存在するかとか、人間は生きるに値するかとかそういう面だけで考えてしまうと生きていくのがたいへんになる。
資本主義のなかでしか考えることができなくて、カネのあるなしという面でのみ考えると、人生がつまらなくなる。
そういうことを考えさせる小説です。
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