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☆山田昌弘「希望格差社会」感想

2010年01月27日 14時09分52秒 | 文学
希望格差社会―「負け組」の絶望感が日本を引き裂く山田昌弘「希望格差社会 「負け組」の絶望感が日本を引き裂く」(筑摩書房)を図書館で借りて読んだ。
希望格差とは、希望が持てる持てないというところに格差が発生しているということだった。
自分の大学卒業時のこと、大学院に行っても将来の就職先がないと思ってやめたこと、フリーターの時のこと、就職してからのこと、などいろいろと思いだすことが多かった。
一言で言えば「いろいろ大変だなあ」という感想。
まわりを見ても職業に関することでたいへんだなあと思うことは多い。
僕が就職して結婚しているのは奇跡に近い。
学校制度というのは将来就職するためのパイプラインで、段階で枝分かれしていって、さまざまな職業に必要な人員をちょうどよく分配していた。しかしいまはそれが破綻している。という話が新鮮だった。
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