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☆ドストエフスキー「悪霊」上巻

2010年01月06日 00時30分54秒 | 文学
悪霊 (上巻) (新潮文庫)ドストエフスキーの「悪霊(上)」(新潮文庫)を読んだ。
読み進んで行けば行くほど話が理解できなくなる。
決闘があったり、自殺者の家に入って行ったり、”セミョーン聖者”という頭のおかしげな聖者がその場にいる人のなかからランダムに人を選んで砂糖や飲み物を与えたり、すぐに忘れてしまいそうな話がいくつも出てくる。変な小説だ。
これはおもしろいのでしょうか。
出来れば後半はもっとまとまりのあるものを期待します。

何に似ているかと言えばプルーストの「失われた時を求めて」に似ている。上流社会の社交界の、なになに夫人とかが出てきていがみ合いをやるところがそう思わせるのだろう。
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