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☆デビッド・フィンチャー監督「ベンジャミン・バトン」

2010年01月16日 23時56分44秒 | 映画
ベンジャミン・バトン 数奇な人生デビッド・フィンチャー監督の「ベンジャミン・バトン」を見た。
デビッド・フィンチャーの映画は結構見ていて好きな監督なのだけれど、この映画はあまりおもしろくなかった。長すぎる。
長い映画で、しかも誰かが生まれてから死ぬまでを見せられる映画は退屈する。「ああ、まだ四十代だからあと四十年生きるな。いままで一時間半経ってるくらいだからあと半分か。長い」とかそのようなことを映画を見ながら思ってしまう。「ドライビングMissデイジー 」なども長かった。
ベンジャミン・バトンは八十歳から始まって若くなっていくから終わるまでの計算もしやすい。余計長く感じたのかもしれない。ベンジャミン・バトンがどのように死ぬのか、そこだけが気になって最後まで見た。
この映画をなんで見ようと思ったかと言うと、最近、ひとが離れていってしまうという気分に興味があり(と言葉にして言ってしまうと凄まじいのだけれどとにかく興味があり)、他人とは逆方向に進むベンジャミン・バトンは相当に孤独だろうなあと思って見たのだけれど、そのへんの寂しさをきちんとは描いていなかった。残念。
いま興味のある映画としては「カールじいさんの空飛ぶ家」と「今度は愛妻家」で、どちらも妻がいなくなる夫の話で、ちょっといまそういう気分なのだなあ。
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