センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

犬が飼い主の命を救う!

2007-05-04 00:05:21 | 感覚
今回は、糖尿病に疾患している一人暮らしの男性が飼い犬によって、命を救われるという実話である。
これらの様子は、5月2日(水)21:00からの世界仰天ニュースで紹介されたものである。
一人暮らしの男性は職場で一匹の犬と運命的な出会いをするのである。
それまで、その男性はお酒を飲み続け、だらしない生活を送っていることから犬を飼うなど無理だと同僚達は言うのである。
ましてや糖尿病なので犬の世話は出来ないだろうと告げたのである。
それでもどうしてもビーグル犬を飼うと言いだし、ビーグルとの生活が始まったのである。
ある日の事、やはり、糖尿病が原因で「低血糖症」になり、意識を失い掛ける。その時は、飼い犬が吠えて知らせてくれたのである。
後に犬を飼っている女性と知り合い、その女性の元でビークル犬を糖尿病の看護犬に育てて見てはと相談を受け入れ、9ヶ月間その知り合いの女性に預け、訓練を重ねたのである。
後にこの訓練が飼い主の「命を救う」ことに成ったのである。
以前、私のブログでも紹介したが、犬が飼い主の病気、体調の異変を匂い(体臭)の変化によって嗅ぎ分けると説明したが、今回もこれと同様に「血糖値」の異変を飼い主の鼻をなめることで犬は血糖値の異変を匂いで感じ取り、主人に知らせるのである。
以前までは血糖値の検査キットを使用し、採血して一日に何度か検査を行うことが必要だった。
ビークル犬が飼い主の匂いを嗅ぐように成ってからは一日に3程度で済むようになったのである。
勿論、職場や自宅でも一日中寄り添って飼い主の健康状態を見守っているのである。
ある日、突然飼い主は意識をなくし、このままでは脳などに障害を起こし死亡するかと思うほど重篤だったのである。
ビークル犬は吠えて飼い主を起こそうとしたが、全く意識が無いため、反応しなかった。そこでビークル犬は携帯電話を探し、何と119番に電話をかけ、救急車を呼ぶ手助けをしたのである。
数時間後、飼い主は病院のベッドで目覚めたのだが、何故、ここに居るのか理解できず、看護師からこの犬が貴方を助けたのですと告げられたのである。
これらは、訓練された犬だから出来た事であり、日本ではなかなか訓練したからと言って、出来るものではない。
携帯電話での救急電話は海外では救急ボタンが備え付けられている機種があり、犬でも携帯電話を銜えると電話が掛けられるように出来ているからである。
日本でもこれらの機種の開発、導入が必要である。
いざというときに高齢者などの方々が簡単に救急車を呼べるようになることは必要であると私は考えている。
また、私共は近年中に構想している「医学薬科大学」「生命科学研究所」で臭気システムを導入し、乳ガンや低血糖などの血糖値検査を微妙な体臭、臭いによって検査できるようにしたいと考えている。
微妙な臭い(体臭)の変化データや蓄積が課題でもある。
乳ガン検査は現在「サーモグラフィー」検査機器を使用することが多く、女性の方々には苦痛を伴い、医師によっては誤認も多いのである。
また、血糖値検査も血液の採血も必要であり、その都度、一日に何度も採血して検査をしなければならないのである。
これらの臭い(臭気)システムによって検査が可能になれば、苦痛も無ければ、誤診、誤認も少なくなると考えている。
一部、 乳ガン検査でのシステムが近年中に実用化されることだろう!
これらは犬の嗅覚からヒントを得て、医療の検査機器の開発に結びつく切欠になっているのだ。
何より、これらの臭気システムは小型化、軽量化、低価格が可能であり、これらのメリットから低料金の検査も可能に成るのではないかと予想している。
但し、日本での問題は、信憑性や信頼性の実績も課題であり、厚生労働省の認可も必要なため、これらの認可が難しいデメリットもある。
先に、私共はアメリカなどの海外での立証と実績、認可も早いため、海外から逆輸入というケースもあるかも知れない。
このように、自然界や生き物達の能力から検査機器や色々な道具、技術のヒントに成り、開発のアイデアにも結びつくものである。
私の開発、研究の主なアイデアなどは「自然から学べ」である。
また、生き物から学ぶことで有る。
これらが必ずや私達の健康、命を守ることに繋がってくれることを願っている。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、

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