センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

iPodやPS3がペースメーカーの誤作動を招く恐れ!

2007-05-15 00:00:11 | 感覚
<iPod>ペースメーカー誤作動の恐れ 米心臓関連学会
【ワシントン和田浩明】ロイター通信などによると、米アップル社の携帯音楽プレーヤー「iPod(アイポッド)」を近くで使用すると埋込型心臓ペースメーカーが誤作動する場合があるとの研究結果が10日、米国の心臓関連学会で発表された。調査例の半数で電気的干渉が確認され、ペースメーカーが停止したケースも1例あったという。研究者らは「近くで使わない限り安全だが、もっと調べる必要がある」と話している。
研究はミシガン州立大の胸部心臓血管研究所で100人を対象に実施。「iPod」を埋込型ペースメーカーから約5センチの距離で5~10秒作動させた。ほぼ半数で、設定した脈拍数を維持するためペースメーカーが出す電気刺激の頻度などに変化があった。1例では約45センチ離して使用しても干渉の影響が見られた。電気的干渉の結果と見られるという。
研究は医者の両親を持つ17歳の高校生が発案し、心臓専門医らの指導を受け行った。「iPod」は今年4月に累計販売台数が1億台を突破するなど世界各国で人気を呼んでいる。(毎日新聞)
以前に携帯電話が埋込型心臓ペースメーカーに誤作動すると言われていたが、今回はアイポットなどの携帯型音楽プレーヤーで誤作動する可能性が有るのです。最近では飛行機内で通信型のPS3ゲーム機の通信ゲーム禁止が発せられたばかりである。
携帯型音楽プレーヤーやPS3通信型ゲーム機はクロック周波数も高くなり、高性能に成った分、他の機器類に影響を与えるように成ったと考えられている。私は、携帯電話よりもPS3のような通信型ゲーム機の方がペースメーカーなどの誤作動に繋がると考えている。
良く病院の待合室など、小児科の病院の待合室で携帯型ゲームで遊んでいる子供達や若者達を良く目にするが、もし、同時に多くの人達が通信型ゲームを始めると、医療機器に影響を与えると考えられるのである。
携帯電話の病院内の使用場所は現在限られているが、携帯ゲーム機の使用規制は現在されていないが、携帯電話より私は危険であると指摘し、警告も発している。
病院の多くでいち早く指摘し、使用禁止をしている医療施設は少ないのである。
以前、私のブログで紹介した、PS3の演算処理能力をインターネットを通じて研究機関に貸すというもので、がんやアルツハイマー病の原因究明にかかわる米スタンフォード大の基礎研究への協力がスタートした。
日本でも、スーパーコンピュータの変わりに、ゲームを行っていない時に研究期間に貸し出し、全国のユーザーのPS3を数万台活用し、演算処理計算をスーパーコンピュータの代替えを行うことでコストの削減と演算スピードを上げることが可能に成るのです。
これらのメリットがある反面、高性能化したゲーム機種によって、他の機器に影響も出始めているのである。
PS3や他の通信型ゲーム機が埋込型心臓ペースメーカーへの影響のデーターや研究発表が出されていないが、少なからず影響があると私は考えている。それは、携帯電話以上に通信量や情報、クロック周波数なども高く、ゲームを行っている時間も長く携帯電話以上だからである。
これらから医療機器やペースメーカーなどに影響を与えるのだと考えられるのである。
但し、携帯電話や通信型ゲーム機が脳の細胞を急激に死滅させるとの因果関係についての仮説がアメリカの大学期間で研究発表されたが、やはり、科学的根拠に掛けると言われ、未だに解明されていない。
私の見解も同様で脳の細胞に悪影響を与えるとは考えていない。だが、ペースメーカーへの影響は考えられるものである。
私の家内の母親も埋込型心臓ペースメーカーを入れているが、だから近くでは通信機器は一切使用していない。
皆様も、電車や病院内、精密機器のある場所では、携帯電話は勿論、通信型ゲーム機、携帯型音楽プレーヤーなど使用には十分注意を払って欲しいと思います。
私共は、今後も携帯型の機器の正しい使い方、使用場所、注意などを提言して参ります。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦






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ボストンレッドソックス松坂投手の不調と五感の関係!

2007-05-14 00:00:16 | 感覚、五感
以前に私のブログでも紹介したが、スポーツとヒトの五感は深い関わり合いが有るのです。
野球などの球技は特にヒトの五感、触覚や平衡感覚が重要な鍵を握っているのである。
このところ、松坂投手は不調であるが、これはアメリカ式の練習プログラムを強制されているからである。
日本の練習方法とアメリカ式練習方法との違いで悩んでいるので松坂選手本来の力が出せないのである。
特に、アメリカでは投手マウンドの土の硬さやボールの質感(握り)の喩和漢を感じているのだと思う。
日本の硬球は牛皮で出来ており、縫い目もしっくり手に馴染むものである。
大きさや重さは世界基準があるので同じだが、アメリカの硬球は馬皮で出来ており、縫い目も浅く、手の小さい日本人投手には滑りやすく握り(触覚)がしっくり来なく、コントロールが乱れやすくなる。
現に前々回までの松坂投手は連続3人にフォアボールをだし、7失点という不本意な成績だった。チームメートの活躍もあり、運良く松坂投手は勝利投手と成ったが、本来の力は発揮していないのである。
これらの結果にもどかしさを感じた松坂投手はピッチングコーチに申し出て、日本での練習方法に戻したいと願い出て、ランニング中心と投げ込み、遠投などの練習メニューに変更した。
前回ではこれらの練習成果がハッキリ出て、7回1失点で勝ち投手になった。
下半身の安定感が松坂の持ち味であり、上半身の回転のキレ、腕の振り方などテレビで確認すればすぐに分かる。
私は、これら松坂や一流選手の動作を五感的な方面から解析研究している。
そのため、DVDに試合ごとに録画し、スローモーション再生し、ストップさせ、動作を細かく、パソコンを使って撮影し分析している。
以前不調なときには、左足の踏み込みがぶれる傾向があり、ハッキリ身体のバランス(平衡感覚)を失っていた為、投球のコントロールが安定していなかった。
また、腕の振りも小さめで、そのため下半身の回転も小さくなる。よってボールのスピードも150kmが出ないのである。
野球のピッチャーは握力が弱くなる7回以降が大変であり、アメリカではどんなに調子が良くても7回で途中交代する。
勝ち投手の権利を得たところで交代するのである。
松坂投手は下半身の優れた選手なので、このことを良く理解しており、走り込みを重点に置いているのである。
走り込みながら「平衡感覚」を鍛錬しているのである。
この練習方法がアメリカに渡った途端にアメリカ式の練習方に悩み苦しんだ結果が良くなかったのである。
今後、松坂投手は下半身の安定と、滑るボールに慣れるため、100球以上の投げ込みを行っている。
これらの努力が必ず好成績に現れるだろう。松坂投手の真価が問われるのはこれからであり、活躍を期待したい。
私は松坂の前回の投球を分析して確信している。
やはり、イチロー選手も初めてアメリカに渡ったときにも同様の悩みが有ったのである。
これら一流の選手ほどスポーツと五感を理解し、取り組んでいるのである。
以前、イチロー選手に会う機会が有ったときに、グローブを見せて貰ったら、五感を意識していた。素手で掴む感覚を得るために、グローブの指のところのヒモが長く一見だらしないように思えるのだが、イチロー選手の拘りがあり、グローブの中で指が広がるようにヒモを長くしているのである。
触覚(素手)で捉える感覚を重視しているのである。
また、守備の時には、撃ったバッターの打球の音(聴覚)を駆使して、飛んできそうな方向に走るのだと聞いた時には驚いた。
メジャーの撃った打球は早く、視覚で確認しているとスタートが鈍り、遅れてしまうのでランニングキャッチが出来ないのである。
幾ら足が速い選手でも出来ない事である。現に、いとも簡単にランニングキャッチが出来るのがイチロー選手である。
また、バッターに立った時には、頭で考える前に身体(腕)が勝手に調子の良いときには動くんですと語ってくれたことに私は二度驚いた。
また、ヒットを打って走っている時にも絶えず相手の選手の散漫な動作や動きを瞬時に感じ取り、普通の選手ならファーストで止まっているのに、相手の散漫な動作を感じたらすぐにセカンドに走っているのがイチロー選手である。
彼は、視覚や聴覚、触覚を駆使し、五感を総動員してプレーしているので、私達に感動を与えるプレーが出来るのである。
また、超感覚の持ち主であることは間違いのない事実である。
松坂投手にもこの五感の(超感覚)を感じる数少ない選手である。
これら一流の選手は、怪物だとか天才選手と呼ばれているが、決してそうではない。人一倍の努力と練習の賜であり、拘りがある。日々のトレーニングによって生み出された「感覚」なのである。
これらの超感覚は、日々の努力によって鍛錬されるのである。
運動性の感覚はヒトの脳の頭頂葉の運動野、手足を動かす感覚、また、運動性記憶、身体で覚える感覚は「小脳」が関わっている。
これらの感覚に前頭葉の発達によって、判断、決定、行動が瞬時に行えるのがスポーツの一流選手であり、運動に関わる脳部が日々の鍛錬、努力によって発達し、活性化しているのである。
一流選手の共通点は人並みはずれた「五感」が生み出した結果でもあるのです。
これから、スポーツの世界で活躍、プロの世界を目指す人達が私のブログを読まれていたら、種目別の技量を上げる努力も必要だが、同時に五感を鍛錬することが重要なのである。
世界で活躍している選手達は皆、五感、感覚の達人であることを私から提言致します。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦




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有毒植物と類似食材は(五感)で防ぐ!

2007-05-12 09:46:46 | 感覚、五感
スイセンとニラ間違えて食中毒 道の駅で2人購入
記事:毎日新聞社、提供:毎日新聞社【2007年5月10日】
食中毒:スイセンとニラ間違えて 道の駅で2人購入 /青森県保健衛生課は9日、上十三地方の30代と60代の女性2人がスイセンをニラと間違えて食べて食中毒になったと発表した。スイセンにはアルカロイド系の毒成分が含まれており、県内でニラと間違えたことによる食中毒は05年にも1件発生している。同課によると、2人は先月19日、十和田市奥瀬の「道の駅奥入瀬」直売所でニラとして販売されていたスイセンを購入。今月7日に酢味噌和えにして食べ、吐き気を訴えて病院の治療を受けた。ともに症状は回復しているという。
スイセンは販売者が山でニラと間違えて採取し、販売していた。同地方を管轄する上北地域県民局は食品衛生法に基づき、販売者に9日から3日間の販売停止を命じた。【喜浦遊】
以前には、行者ニンニクという山菜とバイケイソウを間違えて食べた男性が死亡する事故も起こっている。
私は青森の田舎で育ったので、子供の頃親父に良く山菜採りに連れていて貰った。
同時に有毒植物と山菜の違いを詳しく教えて貰ったことを今でも思い出す。親父は良く口にしていたのは、見た目だけでは違いが分からない山菜や植物、キノコが有るから、自分の嗅覚や五感を駆使して、探し確認することである。もし、間違って食べたら、自分や家族が中毒で死亡することがあるからと教えてくれた。
例えば、行者ニンニクは強烈なニンニクに似たい匂いがあり、葉の色も違いがある。
今回のニラも同様に、ニラ独特の匂いがあり、葉の色もスイセンより濃く、葉の水分も少ない。スイセンは葉の水分が多いので葉も少し重い、ましてやニラの匂いとは全くと言っていいほど違いがある。
少しの知識のある人なら違いはすぐに分かるはずである。但し、スーパーやビニール袋に入れて販売されていたら、一般の方々は躊躇しないで買ってしまうだろう。
私は、家内と毎週土曜日にスーパーに買い物に行くが、私は野菜や果物をすぐ手に取り匂いを嗅ぐようにしている。匂いで野菜や果物の新鮮度合いや食材の違いが私には分かる。
自分たちが口に入れる食材や食品は必ず手に取って、生産国や商品名の違い、賞味期限なども注意しながら買い物している。
以前、大手スーパーで商品名と中身が違っていたことがあり、指摘して入れ替えをして貰ったことが有る。
その後、スーパーではその商品を買い物した人達全員の自宅に訪問し、謝り、商品の交換をしたと言うことであった。
これらはスーパーや業者の方々が気が付かなければ成らない問題でもある。
山菜などは有毒植物と似通った物も多く、誤って販売されてしまい、食べてしまったら、下痢や嘔吐で済めばよいが、時には死に至ることもあるので最善の注意が必要なのである。やはり、私は、五感の衰え、見た目の確認(ヒュマンエラー)と呼んでいるが、見た目が似ているので勘違い、思い込みがあり、そのまま販売してしまうのである。
私達の五感は視覚が優先され、80%もの率で視覚から脳に情報を送っている。このところ、視覚的な感覚で確認や認知が多く、危険回避能力も同時に低下している。例えば、私が食品を選ぶときに視覚以外の感覚、「触覚」「味覚」「聴覚」「嗅覚」を総動員して選んでいる。
特に食品や食材を選ぶのにはまず、嗅覚を駆使することである。次に触った感じ、重さや堅さ、柔らかさなどの触覚、時には果物を叩いて音を聞くなど聴覚も重要である。
また、食べる物は試食も大切で味見(味覚)で感じる事である。これらが安全な食品を選び、毒草などの異変を感じ取る能力(危険回避能力)に繋がるのである。
私は、現在の人達がこの危険回避能力や五感の偏りによって、衰え、低下しているので危険な食品が販売されているなどの実感をしないのである。
だから、販売されている食材を信用してしまうのである。
以前、私がダイエット食品や飲料水に使われている「ステビア」を指摘し、海外では数年前から禁止植物として扱われていた物が日本ではつい最近まで使用されていたのである。このステビアは、少し薬臭い「甘み」があり、カロリーも低いので甘みを出すのに使用されていたのである。
このステビアは大量に摂取するとヒトの味覚の「味蕾細胞」の代謝に異変をお越し、甘みを恒に感じるようになり、微妙な甘みを感じなくなる特徴があることで、海外では禁止植物として扱われたのである。
これらを私は、厚生労働省や政府機関、大手食品会社、飲料メーカーに指摘し、現在はほぼ使用されていないのである。
伊那毎日新聞社が過去に誤食事故があった有毒植物を紹介しております。
過去に誤食事故があった有毒植物は次の通り。
◇ハシリドコロ▼中毒症状=中枢興奮、瞳孔散大▼間違えやすい植物=フキ、タラノメ
◇トリカブト▼中毒症状=けいれん、呼吸麻ひ▼間違えやすい植物=ニリンソウ、ゲンノショウコ
◇バイケイソウ▼中毒症状=おう吐、下痢▼間違えやすい植物=ギボウシ、行者ニンニク
◇ドクセリ▼中毒症状=オオゼリ、イヌゼリ▼間違えやすい植物=セリ
◇スイセン▼中毒症状=おう吐、下痢▼間違えやすい植物=ニラ、ノビル
◇スズラン▼中毒症状=心不全▼間違えやすい植物=行者ニンニク
伊那毎日新聞より、引用、
皆様も、有毒植物と山菜の違い、毒キノコと類似キノコなどこれらの毒草や有毒植物は身近に有るので、特に高齢者や子供達が食べると危険であるので注意をして欲しい。また、食品や口にする物は視覚以外の感覚を駆使し、選択する。五感を総動員して選ぶようにしたいものである。
今後も私共は、自己の危険回避能力の向上、五感力の向上の重要性を提唱して参ります。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦


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止まらない少年、青年犯罪!

2007-05-11 00:00:36 | 感覚
5月8日にまた、アメリカで19歳の大学生がゲームソフトを仲間から盗んだと勘違いされ、同僚を銃で殺害してしまった事件が発生した。
日本でも少年犯罪の増加は社会問題であるが、アメリカでは非常事態と言えるほど少年犯罪は急増している。
それも銃による大量殺人なども毎年のように起こっている。
これらの加害者の多くが少年達なのである。
日本では銃の規制も厳しいため、銃による殺人事件はそんなに多くないが、逆にストーカーや男女の交際の問題、金銭的なトラブルなど事件を起こす切欠はささないことで簡単に人を殺害してしまうのである。
少年達だけの問題でも無い、我々大人でも同様に犯行動機が陥落的なことが多いのが、このところの傾向である。
男女の別れ話やストレスが溜まっていたからと見知らぬ通りかがりの人を包丁で刺して殺したり、千葉ではストーカーが母親と娘を拉致し、車で連れ回す事件も発生している。
このストーカーは、携帯電話やインターネットで犯罪(拉致)を手伝って貰う人達を募集していたのである。
手伝って貰った報酬に10万円を上げるというものであった。
書き込みを見た、若者が全国から4名ほど集まり、ストーカーの犯罪を手伝ったのである。
犯罪の手伝いをしていた若者の中には高校生も参加していたのである。
私が以前から指摘している「バーチャルブレイン」仮想脳、チャットやインターネットなど文字的な感覚により、仮想現実と現実の世界観を理解できない、お金が欲しいから、簡単に犯罪を起こし、時には短絡的に人を殺害してしまうのである。
また、日本ではこれらインターネットや携帯電話の書き込みの犯罪に繋がる規制が甘く、以前には自殺志願サイトなるページを作成し、自殺志願者を集め、3人を次々と殺戮した事件など記憶に新しいところである。
私はこれらの傾向を脳の低下と理性の抑制能力の低下を指摘と警鐘を鳴らしている。
特に前頭葉の低下が現在の子供達や若者達に顕著に表れている。
人の脳の前頭葉は「ヒトが人らしい行動、思考」を司っており、五感からの情報の統合判断、決定、思考、行動などをコントロールしている脳部である。
犯罪を起こす傾向は、短絡的であり、理性の抑制能力も低下しており、興奮した脳を抑制できないことが怪訝されている。
私達の脳では、興奮や怒りの感情が生まれると、脳内では抑制させるために、ギャバやセロトニンという、抑制物質が分泌され、興奮や怒りを宥め、抑える働きをするのであるが、先ほどの「バーチャルブレイン」的感覚に陥ったり、犯罪を悪いことだと「自覚」出来ないのである。
金欲しさの「欲求」が理性を上回り、高齢者に暴行してまでも金を奪ったり、むしゃくしゃしていたからとナイフで通り魔殺人をする人達も急増している。
また、親子喧嘩も異変が生じている。以前は親子喧嘩といえば「口喧嘩」が多かったが、現在はすぐに暴力的に成り、包丁や自宅に放火するなどの犯罪に走る傾向が強いのである。
私はこれらの人達は前頭葉の異変、心「脳」の病であると提唱している。
ヒトの脳の前頭葉は、子供の頃から「我慢」を教えることで発達し、活性化、正常化するのである。
我慢をしたら、「褒めて」あげる事である。
子供の頃から我慢を教え、頑張った分褒めてあげることである。
これらの行為が、前頭葉の発達、活性化、正常化に繋がるのである。
子供の頃から我慢を知らず大人に成長すると、わがままに成り、褒められず、虐待などの体験があるとヒトの脳はトラウマに成り、前頭葉の発達、正常化に異変が生じるのである。
また、前頭葉にはヒトの脳の働き、疲れをコントロールしている脳部が存在している。この脳部こそ「前頭眼窩野」という、脳が疲れたと感じると活発化する脳部である。この脳部は25歳頃から衰え始めるが、現代の人達は20歳前から衰えている。
この脳部の鍛錬は、ヒトとヒトとのコミュニケーションをすることや、相手の顔の表情や仕草を読み取ることで鍛錬され、活性化されるのである。
若い頃から衰えるのは、ヒトとのコミュニケーションが文字的な感覚に成っているからである。
携帯電話やメール、インターネットと画面を眺めるだけのコミュニケーションが問題であるのです。
ヒトとの顔を合わせたコミュニケーションを苦手とし、自分の思いを上手く伝えることが出来ないのである。
だから、子供の頃から身体や脳も疲れ切っているのである。
自分のメッセージが相手に伝わらないとイライラし、脳は興奮するのである。
時に、男女間ではストーカーに成ったり、親子でも暴力的に成り、犯罪にと繋がるのである。
だから、私は前頭葉の鍛錬、子供の頃から携帯電話やパソコンなどの画面的などのコミュニケーションでなく、ヒトとヒトとの顔を合わせ、話し合い、コミュニケーションすること、幼い頃から我慢を教え、頑張ったら褒めてあげる。これらの行為が前頭葉の発達、活性化、正常化に繋がり、理性が働き、賢い子供、賢い大人に成長するのです。
少年犯罪を起こす人達の傾向は、我慢を知らず、ヒトのコミュニケーションが苦手であり、自分の思いを上手く伝えられない、仮想現実と現実の世界観を理解出来ないなど様々であるが、これだけは言える、犯罪を起こす少年や大人は皆、心「脳」の病を抱えていると言うことである。
私共は、少年犯罪や青年の犯罪の傾向を脳科学「生命科学からの見地」で今後も研究を勧め、皆様に提唱し、警鐘を鳴らしながら提言して参ります。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、


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ツボカビ症の恐怖!

2007-05-10 00:17:19 | 感覚
日本におけるツボカビ症、2006年12月、国内で飼育されているカエルからこの菌が検出され、それを受けて2007年1月12日に研究機関・環境団体など16の団体による緊急事態宣言が発表された。
2007年3月に、多数の絶滅危惧種の両生・爬虫類が生息する沖縄県で、宇根有美麻布大学獣医学部助教授の調査によりペットショップで販売されているカエルからツボカビが確認された。これを受けて沖縄県内のペットショップの中にはカエル類の入荷・販売を自粛する業者も出てきている。その一方で、アフリカツメガエルの日本国内の輸入が始まってから30年以上経過しているのに、生態系への影響についての話は聞かない、国は騒ぎすぎではないかと言う意見もある。
現在のところ野外での発症は報告されていないが、今後の展開が憂慮されている。
ツボカビ症は、ツボカビの一種(Batrachochytrium dendrobatidis)によって引き起こされる両生類の致死的な感染症である。ツボカビ症は、北米西部・中米・南米・オーストラリア東部で劇的な両生類の減少あるいは絶滅を引き起こしてきた。野生の個体群でのこの疾病に対する効果的な対策は存在しない。この病気は世界的な両生類の生息数と、世界の両生類種の30%もの種数の減少に関連している。
減少のうちいくらかはこの菌によるものと信じられているが、感染に抵抗している種もあり、またいくつかの個体群が感染が低レベルで持続して生き延びていることも報告されている。加えて研究室での研究のほとんどは生態学的には適切ではなく、野外にその結論をそのまま持ち込むのは困難ではある。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用、
オーストラリアでは、このツボカビ症によって何種類かのカエルが絶滅している。
日本でも輸入されている外来種のカエルがこのツボカビ症が見つかり、昨年の12月に初確認されている。
もし、ツボカビ症に感染しているカエルを日本の公園や池に放し飼いにしたら大変である。
日本ではまだ生態系に影響は出ていないようだが、ペットとして外来種が日本に多く輸入されている現状を考えると人ごとではない。
日本固有種のカエルにツボカビ症に伝染したら、大変な事になる。
カエルの多くが絶滅してしまうと、昆虫、特に蠅や蚊などが増えるし、何より、カエルを餌としている生き物、野鳥、蛇などにも影響するのである。
生態系ピラミットに影響を与えると自然環境破壊にも繋がり、私達人間にも影響を与えることに繋がるのです。
ツボカビ症は直接人間には感染したり、影響は無いと考えられているが、生物生態系に影響を与えることになり、これらの環境異変や地球温暖化の影響で、以前に私のブログで紹介した、デング熱の媒介(熱帯シマ蚊)やアカヒアリ南米産の殺人アリと称される毒針を持ったアリが日本にも上陸する可能性は高くなるのである。
私達の身近な所で驚異の生き物たちが自然環境破壊や生物生態系の破壊によって加速的に広がっているのである。
現に、昨年の夏には隣の国台湾で熱帯シマ蚊が確認され、デング熱に感染し、5名もの死者が出て世界中を驚かせた。
また、昨年の秋頃からは「アカヒアリ」が台湾に上陸し、大騒ぎとなった。
絶滅には現在も至っていなく、全部が駆除されていないのである。
残ったアリが子孫を残し、数を増やす可能性も有るのです。
これらの種類が日本に上陸する可能性も高いのである。ましてやツボカビ症は簡単に日本に入ってきている。
飼い主のモラルの悪さで広がる可能性は特に高いのである。
もし、飼っていたツボカビ症に感染したカエルを捨てたり、池や河に放してしまうと日本の固有種のカエルも絶滅の危機が有るのです。
すでにオーストラリアでは数年の間に何種ものカエルや両生類が絶滅したのである。
私は、カジカガエル(画像参照)という清流に住む、鳴き声の綺麗なカエルが好きである。
これらのカエルが絶滅するかも知れないのである。
2007年1月12日に研究機関・環境団体など16の団体による緊急事態宣言が発表された。
これらの驚異は、生物界に限ったことではないのです。新型のウイルス、サーズ、デング熱、感染症など伝染病の驚異も世界中に広がっている。
現在、これらの新型ウイルスや感染症に有効なワクチンの開発や予算、研究も立ち後れている現状がある。
私共はこれら全般を「環境感染」と呼んでおり、自然環境破壊や環境汚染によって、私達の生活環境など脅かす可能性も高くなっているのです。
ですから、普段からうがいや手荒をまめにするなどの予防や見知らぬ生き物などに触ったり、危険動物に近寄ったりしない。また、これらの知識を高めることも重要であることを私から提言致します。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦

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「止まらない医療機関の倒産、閉鎖」

2007-05-09 00:06:17 | 感覚
「止まらない医療機関の倒産、閉鎖」
止まらない医療機関の倒産、負債総額は既に昨年、一昨年を超える!
民間の信用調査機関、東京商工リサーチは、4月11日、2007年3月の倒産月報を発表した。それによると、今年1~3月の病院・医院の倒産は17件で、負債総額は183億円。負債総額は、既に2005年、2006年の年間合計額をいずれも上回っている。
今年は、1月に9件の医療機関の倒産が発生し、その後の動向が注目されていたが、2月に6件、3月に2件の倒産がそれぞれ発生し、例年の同時期以上のペースで行き詰る病院や医院が出ている。2006年の年間発生件数34件の半分が、今年最初の3カ月間で発生した計算だ。
3カ月間の負債総額183億円は、2005年の158億円、2006年の180億円を上回る数字。200億円少々だった2003年、2004年を超える年間負債総額となるのは確実で、5年ぶりに300億円台に達する可能性も高まってきている。
なお、東京商工リサーチが同時に発表した2006年度の倒産集計によれば、医療・福祉事業の倒産は113件を数え、2005年度の85件に比べ30%以上の増加。負債総額も447億円に達し、倍近くに増えた。
東京商工リサーチは、民事再生法や破産法など法的整理を申請したケースのほか、手形の不渡りを2回出して銀行取引停止処分を受けたケースなども含めて、倒産集計の対象としている。読売新聞より引用、(井上 俊明=医療局編集委員)
昨年の5月に私のブログで紹介した「町から病院が消える日」で反響がありましたが、今回は、第二弾として「止まらない医療機関の倒産」を紹介致します。町から病院が消える日で紹介した。病院の経営が悪化し、町の病院が消えている。2000年に5326箇所の病院が2005年には5037箇所にまで減っている。約300の病院が閉鎖や倒産になったのである。
今年も1月~3月の間だけでも17箇所の病院が倒産しているのである。倒産件数の割に183億円と2005年、2006年ベースを上回り、過去最高の負債額である。
公立病院は全国で約1000箇所があるが、その6割が税金を投入しても赤字の状態である。民間病院と違って、公務員の数も多く、また、人件費も高いのが現状であり、病院の建物の老朽化などで民間病院に患者が移り、益々経営が厳しくなっている現状がある。
赤字を出しても県や市が資金面で支援していたのだが、政府が自治財政の健全化ということで、今までの地方財源を減らしたから大変である。
今までの公立病院はお役所的な体質が抜けきれず、赤字でも給料や職員を減らすことなく経営してきた。その結果、県や市が支援出来なくなったので、経営の見直しがされ、総合病院などでは、産婦人科、小児科などの医師が不足し、閉鎖されたケースや医師が次々と退社した為、病院が5年間の間に300箇所近くが閉鎖などに追い込まれたのである。今後、数年後には、閉鎖も落ち着くと予想されている。
これら地域の病院の閉鎖や倒産は、弱者である「患者側」とくに、高齢者や子供達が影響を受けるのである。
特に、怪訝されるのが専門医の不足、新人看護師の医療機関での定職率低下などの影響もあり、地方や地域によっては救急患者の受け入れが出来ない、病院も多く以前より救急車の搬送時間が延びている現状が有る。
これらの人材不足に医療機関(病院)の全体の4割近い施設が老朽化で立て替えを強いられている病院も多いのである。これらの問題を解決出来るだけの地域に財政的余裕がないのが現状である。
日本政府(総務省)が自治財政の資金をカットした分、サポート支援のため、「地方経営アドバイザー」を依頼のあった自治体に派遣し、公立病院などの経営の立て直しや再生に取り組んでいる。一部の自治体では、成果も上がっており、税金を投入しなくても黒字に転換した病院もある。
但し、これらはほんの一部であり、都心部といえども今後、数年の間に倒産や外科、脳神経外科、心臓外科などの診療が出来ない病院も急増傾向に有るのだ。
都心部の大学病院など、実際に起きた医療ミスによって、専門診療科の閉鎖に追い込まれたケースも有るのです。
心臓バイパス手術で連続した医療ミスで4人の患者が死亡し、心臓バイパス手術が出来なくなったケースなど、病院の運営が黒字でも医療ミスで診療科が閉鎖されたケースなども増加しているのである。
私共はこれらを鑑み、病院の経営に民間企業や海外の企業などの融資、医療関係者の人材確保に私共のような企業の力、資金融資などの確保、提携や連携が重要であると提唱している。
現に東京の都心に企業が開業した病院も有るのです。サービスと医療の提供をおこっているが、未だに総合的な病院の運営までには至っていないのである。
私共は近年中に北関東に「医療産業都市計画」を構想しているが、この施設には「医学薬科大学」「付属病院」も同時に地域の依頼もあり、日本初の企業が提案する総合病院の構想をしております。
ドクターヘリを導入し、北関東の災害時、救急時に対応できるように救急専門医の確保、看護師の海外からの導入など医療改革に取り組み、私達の活動が日本の病院の倒産や閉鎖に歯止めが出来ればと考えている。
これらの施設には莫大な資金が必要であり、地域の税制難の状態で実施することは不可能である。そこで、私共は海外の大手投資顧問会社や証券会社の債権によって、構想の実現化を目指している。
但し、アメリカの医療界のように企業が参入するとすぐに「株式化」し、病院の店舗展開化しようとする。現に、このような施設は過剰投資に成り、倒産や閉鎖に追い込まれている。
これらを私共は怪訝し、地域社会貢献を目的に、「医療産業都市計画」構想と題して、地域に根ざした医療を目指す予定である。だから、全国展開や大規模な構想は考えていない。
北関東で構想している施設も、医学薬科大学ではオール英語で授業を行い、高度先進医療、大衆衛生学、哲学、心理学、薬学など世界に通用する医療関係者の育成を目刺し、病院の運営も従来の日本型医療システムではなく、グループ診療、オーダーメード医療の導入など、海外の医療のメリットと日本の医療のメリットを融合させ、「すべては患者さんの為に」をコンセプトに考え、高齢者や子供達の医療に力を注ぎたいと考えている。
また、新薬や難病の研究施設、人の五感と脳の本格的な研究施設(生命科学研究所)
などの構想もあり、これらの施設で利益を上げ、これらの利益を病院や大学の運営に当てたいと考えている。
医療関係者の人材確保は、海外、特にアメリカで活躍している日本人医師、海外の専門医も含め、派遣して頂けることが可能となっている。
医師の人材確保には、著名な医師の計らいによって可能となるものです。
私共に賛同と協力をして頂けるメンバーに日本内でも活躍している医師、アメリカの心臓学会の名誉理事などの支援も得られ、教授陣や教授、医師の派遣を60名~70名の確保が可能となっている。
また、看護師はフィリピン政府間と日本政府の自由貿易交渉もあり、深夜勤務専門の看護師の導入など日本で初めてのシステムや勤務態勢も考えている。
勿論、認可さえ得られれば海外の専門医の勤務も可能であり、日本の病院の勤務も広がって行くものだと予想している。
これらの私共の取り組みが参考になり、医療改革の少しでも貢献できたらと考えている。だから、決して会社の利益や個人的な私欲で構想しているのではない。
会社の利益や個人の利益で構想した医療施設は悉く失敗している現状を見て、理解している。
このままの状態では「日本は医療貧国」「福祉貧国」に成るのではないかと心配している。私共が取り組む前に日本政府が真剣に取り組む問題でもあると私共は提唱し、警鐘も鳴らしながら、今後も医療界の発展と貢献の後押しをしたいと思っている。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦









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栃東関を襲った脳梗塞とは!

2007-05-08 00:00:58 | 感覚
脳梗塞とは、脳の血管が、血栓や動脈硬化などで詰まり、その先に血液が行かなくなり脳細胞が壊死してしまう病気。
症状は感覚障害、言語障害など。
前兆は手足の痺れ、栃東関のように強い頭痛と目眩、呂律が回らないなどである。
現在では、決して高齢者だけの病気でなくなっている。40歳代~50歳代に掛けて急増しているのである。
主な原因は、ストレスやお酒、タバコの吸い過ぎに加え、食事内容の欧米化が拍車を掛けている。
※脳梗塞の全体の約3割は「アテローム血栓症」が原因となって脳の動脈が詰まり発症する脳梗塞なのである。
脳梗塞との関わりは、アテローム血栓性梗塞が28.7%、心原性脳血栓が26.6%、
ラクナ梗塞(隠れ梗塞)が27.8%、その他の梗塞が7.9%と成っている。(写真参照)
健康科学総合研究事業、平成13年度研究報告書、2002年より引用、
アテローム血栓症は、アテローム血栓症“atherothrombosis”は、動脈硬化性のプラーク(粥腫)が破綻することなどにより血小板が活性化され、血栓が形成された状態を示します。プラークの破綻の発生は予測不可能で、冠循環系、脳循環系から末梢循環系など、全身の様々な血管に発生する可能性があります。形成された血栓は動脈を閉塞するため、冠動脈では急性冠症候群(ACS:Acute Coronary Syndrome)の原因に、脳の動脈では一過性脳虚血発作(TIA:Transient Ischemic Attack)や脳梗塞の原因に、末梢動脈では間歇性跛行や虚血性壊死、四肢切断を引き起こす原因になります。
また、形成途中の血栓に凝集した血小板の塊が剥がれ、「小凝集塊」となって小さな血管を塞いでしまうこともあり、この場合は、微小血管の閉塞から心不全や脳血管性痴呆に至ることもあります。
※脳梗塞との関係、
アテローム血栓症が原因となって脳の動脈がつまり発症する脳梗塞が、「アテローム血栓性脳梗塞」です。脳梗塞の中でも、これまでラクナ梗塞が多かった日本において、近年では食生活の欧米化によりアテローム血栓性脳梗塞が増加していることが、様々な疫学調査から明らかにされています。
※患者数、
アテローム血栓症が根底にあると考えられる疾患には、心筋梗塞、脳卒中、末梢動脈疾患などがあります。アメリカにおける心筋梗塞、脳卒中の1年あたりの新患数はそれぞれ65万人、50万人、また、全体の患者数はそれぞれ750万人、460万人とされています。末梢動脈疾患の頻度や患者数は調査対象により幅がありますが、北米では55歳以上で1,050万人の患者がいると考えられています。
一方、日本の脳梗塞の発症率は人口10万人あたり年間69.9人と推定されています。このデータをもとに、1991年国勢調査の人口分布に従い、病型別、年代別、性別の脳梗塞を推定した結果からは、アテローム血栓性脳梗塞の人口10万人あたりの年間発症率は22.2人と推定されています。
※治療方法は、
アテローム血栓症のマネジメントの中心的な薬剤は、抗血小板薬です。おもな抗血小板薬にはアスピリンやチエノピリジン系薬剤〔チクロピジン/クロピドグレル〕があり、どちらも血小板の凝集を抑制しますが、それぞれ作用点が異なります。
アスピリンは、シクロオキシゲナーゼ(COX)を阻害して、アラキドン酸からのトロンボキサンA2(TXA2)の生成を抑制します。
一方、チエノピリジン系薬剤は血小板膜上のADP(アデノシン二リン酸)受容体と結合することにより、ADPが誘導する血小板凝集を特異的に抑制します。
アテローム血栓症JP監修:慶應義塾大学医学部長・内科学 教授 池田康夫より引用、
これら脳梗塞の危険因子は、高血圧症、総コルステロール値、血糖値、中性脂肪値など標準より高いとアテローム血栓などに疾患し易く同時に梗塞などの疾患の可能性も高くなる。
また、少なからず家族の遺伝的要因もあり、これら思い当たる事がありましたら、予防が必要である。
栃東関は、普段から血圧も高く、スポーツ選手には高血圧の人達が多いのだが、これらの原因と共に、総コルステロール値、血糖値、中性脂肪値も高いと予想され、強い頭痛があると喩和漢があり、春場所途中で休場し、脳ドックを受診して「ラクナ梗塞」隠れ梗塞と診断され、脳梗塞を未然に防げたのである。
ですから、皆様も普段から心配な方は「脳ドック」の健康診断をお勧めします。
現在は、MRI検診も価格的に安くなっており、健康保険対応で脳ドックだけなら5万円前後で受診出来ます。
頭痛や目眩、手足の痺れ、ふらつきなどの普段と違った感覚を感じたらすぐに検診をすることをお勧め致します。
また、日々の生活改善も重要な課題です。普段からメタボリックと診断されたり、高血圧症、総コルステロール値、血糖値、中性脂肪値が標準より高い数値が出ている方は食事の改善、運動に心がけ、ダイエットや禁煙に心がけることである。
これらは「未病」という考え方である。
病気に掛かりそうだが、病気ではない、大病に成らないように予防する考え方が脳梗塞や心筋梗塞、他の病気にも同様に効果があるのです。
日本の医療は最近やっと、これら大衆衛生、未病の考え方が広まってきたことは好ましいことだし、もっと広がって貰えたら幸いである。
日本の医療は、病気になってから病院に通う、簡単な健康診断では、脳梗塞や難しい症状の病気の発見は出来ない。
だから、人間ドックや脳ドックなどもっと一般的に成り、低額で誰でも簡単に受診できるように日本の医療界も改革して取り組み、また、日本政府も支援して頂き、日本人総健康支援を行って欲しいと願っている。
私共が近年北関東で構想している。施設の一つに総合病院も構想しているが、私は地域の方々に市や県と取り組み、60歳以上の方々に無料で脳ドックや人間ドックを受診できるようにしたいと考えている。
他の方々にも低額で出来るようにしたいと考えている。
これらの成果が医療費の削減に繋がり、未病的な考え方に繋がるのです。
私共はこれら何処まで現実化できるか分かりませんが、出来る限り実施し、地域貢献、社会貢献に取り組みたいと考えている。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、

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蟻の能力!

2007-05-07 00:00:28 | 感覚
今回の話題は、私達の足下の世界を紹介致します。
以前4月11日の私のブログで「殺人蟻が日本に上陸の可能性」について説明したが、今回の蟻に関する話題は「蟻の感覚」嗅覚についての話である。
日本で確認されている蟻は270種を超えているのである。
私が20歳の頃、猿の調査のために「ボルネオ島」に行ったときには蟻の多さと蟻の賢さに驚いてしまったのである。
ハキリアリという、樹木の葉を嘴で切り取り、巣に持ち帰り、巣の中でキノコを繁殖させるために、葉っぱを切って運んでいるのである。
良く観察してみると、皆一列になって蟻の路を造っているのである。
蟻は、社会性昆虫と言われ、働き蟻、兵隊蟻、女王蟻と分担されているのです。
日本の種類も同じだが、蟻の巣は実に合理的で社会性に富んでいるものである。
蟻の巣は地下深く、時には3mを超える物もある。地下深く造られた蟻の巣は、4つから5つの部屋に分かれており、ゴミ捨て場、育児室、女王の部屋、餌を集める部屋、巣が大きいとゴミ捨て場(食べかす)などを入れておく部屋を二つほど造ることも有るのです。
これらは部屋を恒に清潔に保ち、身体に黴菌などがつかないようにしているからである。
また、蟻は臭い(フェロンモン)によって、伝達や餌の在処などの情報交換を行っているのである。
働き蟻がお尻から出したフェロンモンを長い触角によって感じ取り、餌の場所や花の蜜の場所までの道を造るのである。
これら蟻の行進といわれる。行儀良く一列に並んで歩く姿が確認できるはずである。整然と蟻が歩いているようだが、実は蟻の大きさを実際の人間の大きさに比較して歩くスピードを計算すると何と30km以上の速度で歩き、獲物は時には自分の体重の何倍もの獲物を運ぶ力持ちなのである。
私達人間が腕力だけで300kg以上の獲物を運ぶことが出来るかである。
蟻は日本の場合では大きな物でも20mmを超える程度である。
あまり、日本では噛みついたり、お尻の針で刺す蟻など存在しないが、時には大型の蟻では日本の蟻も噛みつくことはあってもチックとする程度で赤く腫れたり、毒が体内に回り死に至ることは無いので心配ないが、熱帯雨林や熱帯地方では「アカヒアリ」という、お尻に針を持ち、刺されると死に至る殺人蟻と言われる種類が存在している。
昨年には隣の国台湾で確認され、猛威をふるって市民から恐れられていた。
地球温暖化の影響によって、熱帯の昆虫や生き物たちが亜熱帯地方まで生育地域を広げているのである。
もし、蟻に関する興味がありましたら「日本産アリ類画像データベース」のホームページをご参照下さい。
アドレスはhttp://ant.edb.miyakyo-u.ac.jp/です。写真付きで解説しております。
私は、子供の頃から野鳥や昆虫観察が好きで、小学校の夏休みの自由課題で、新種の蝶々の発見の手助けや、豚の飼育の手伝いをしながら、子豚のお乳を飲むときの決まった順番を見つけ出し、子豚の背中にマジックで番号を付けて、一番早く生まれた子豚は母親のお乳の前足の付け根に有る乳首のお乳を吸うのである。これらは毎回決まった場所があり、10頭の子豚で決まった法則を見つけ出し、小学校での自由研究で発表、当時の農林水産大臣から賞状を貰ったことが有る。
このように観察は、色々なヒントに繋がり、開発や研究、企画にと自然から得る物は沢山ある。
ましてや昆虫の隠された能力は、沢山の発明品にと繋がっている。
ヘッピリムシという、昆虫からヒントを得て、現在のロケットが出来上がったのである。
これらはほんの一例で、今後、昆虫や自然を観察、研究することで開発、発明品などのヒントになると確信している。
私は、蟻の嗅覚(フェロモン)、触覚の感覚が人間の医療に役立つ物が有るのではないかと考えている。
蟻が出すフェロモンによって、餌場や情報交換までするあの小さな蟻の何処にそのような能力が有るのだろうか、ヒトのように発達していない脳という形が無い蟻がどのように感じ、仲間と情報交換しているのか私には理解出来ないが、解明されれば、人間に役立つ物であると思っている。
蟻の脳は神経系の延長のような物であり、ミクロの神経系で伝達し、繁殖して子孫を繁栄させているのである。全く持って驚きの一言である。
私達の足下の世界では、私達が気が付かないことや想像できないことが起こっており、驚きの世界が広がっているのである。
これらを観察するのも、時には必要であり、知らない世界を理解するのも、私達の脳を活性化し何より「創造性」を造り出し、知惠に繋がるのである。
子供の頃から自然に興味を持ち、生き物に興味を持てれば、感性や創造性、知惠と命の尊さも理解できるのである。
これらの能力が大人になったときに必ず役立つ能力として身に付くのである。
これらが、私共が提唱している「五感教育」である。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、




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スポーツ時の事故死が急増!(脳とスポーツの関係)

2007-05-05 00:57:00 | 感覚
最近も高校野球でバッターが打った打球(硬球)を胸に受け、そのまま倒れてしまい、意識をなくし、心拍停止状態になったのである。
またまたその試合に消防員が観戦していて、停止した心拍を再生させたのである。
二重の偶然が、その少年の命を救ったのである。
この春に卒業した生徒が学校にAED(自動体外式除細動器)を卒業記念に寄付していたのである。
観戦していた消防員がすぐに学校に備えてあるAEDを使って少年の命を救ったのである。
これらは偶然の積み重ねもあり助かったのだが、野球のボールを胸に受けて心肺停止の事故で昨年13件もの死亡事故も発生しているのである。
そのため、少年野球連盟では胸に小さなパットを取り付けて練習や試合をするように指導を今後推進して行くとのことである。
野球に限らず、柔道、ラグビー、アメリカンフットボールなどでは脳震盪などの脳にダメージを受ける事故も多発しているのである。
脳震盪などで首の骨を折ってしまうと延命しても、下半身不随や高次脳障害などの脳障害も生じ、記憶障害、運動性障害などの症状も現れる。
私が学生の頃にスポーツをしていたが、死亡事故や脳震盪で下半身不随に疾患した人達が居られましたが、1年の間に何十件もスポーツによる死亡事故例はなかったのである。
特に、私が怪訝しているのが現在の子供達の運動神経、特に反射神経の能力低下と骨格の弱さである。
私が高校生の頃、野球部の練習を見学したことがあるが、内野手の人達は硬球の固いボールを何度も胸で受けていたことを思い出す。
後で野球部員に胸を見せて貰ったら「紫色に痣が残っていた」が、心拍が停止することは無かったのである。
最近の高校野球は確かに「金属バット」により、打球も早く成り、それを直接胸で受け止めると危ない場合が有る。
これらは反射神経で避けるかグローブで衝撃を受け止めるかなどの練習も重要である。
現在の子供達は骨格も弱く、脆いものである。これに加え、運動性能力の低下、つまり、私は野球部などでは走り込みや下半身のバランスが悪いのが気になっている。
多くのスポーツで重要なのが「下半身の安定、バランス」下半身の筋肉強化が重要だと提唱している。
つまり、足腰の弱さ、三半規管の脳の低下、小脳の運動性記憶の低下などで思わぬ事故に遭遇する可能性は高くなるのです。
それに加え骨も脆く、感覚的にも低下しているので反射神経などの「危険回避能力」が低下しているのである。
以前にも、私のブログでも紹介している「五感とスポーツの関係」で説明したが、平面的感覚に陥っている子供達が急増しているのである。この平面的感覚は、子供の頃から野外で遊ぶ時間の希薄、テレビや携帯電話、ゲーム機の画面を眺める時間が長ければ長いほど顕著に表れるのです。
実際に子供達にグローブと軟式ボールでキャッチボールさせると理解できる。
ボールをグローブで受け止められず、顔で受けてしまうのである。
また、駆けっこをして転んでも、反射的に手が着けず顔を打ってしまうのである。
子供の頃から野球を始めても、すぐにはこの平面的感覚は直らないのである。
だから、早い打球に対して反射的に手が出ず、胸で受け止めとしまうのです。
特に、高校野球などのピッチャーは危ないので日々、早い打球の処理を出来るように練習指導も必要であると私は考えている。
私はやはり、走り込みなどで下半身の安定、足腰の強さの強化などが出来、早い打球を処理するために必要であり、重要であると考えている。
元巨人軍の桑田選手や元西武の松坂選手達はこれらの能力が高い選手でも有る。だから打球の処理も非常に上手い投手でもある。
現在の練習では実践的な練習時間を費やし、筋肉強化や下半身の安定、足腰の強化のトレーニングなど少ないような気がする。
特に、甲子園の常連高などではトレーニングルームなどバーベルや筋トレの器具も充実しているが、これらのトレーニングでは反射神経や足腰の強化には繋がらず、身体能力は一見高そうに見えるが、低下してしまうのである。
つまり、私の専門分野の脳の低下に繋がり、小脳の低下が運動生能力の低下、反射神経の低下に繋がっているのです。
運動性能力(手足を動かす運動)は「頭頂葉」という脳部で司っているが、日々の練習で身体を鍛える。感覚を鍛えるこれらの体験型(運動性)記憶は「小脳」が司っている。
つまり、現在の子供達はこの小脳の働きが低下しており、スポーツ選手でも著しく低下している子供や若者達が多いのである。
20年前からすると現在の子供達の平均身長も体重も増えており、海外の選手と体力的には見劣らなくなってきたが、私は身体能力(運動性能力)に大きな差があると考えている。
つまり、運動性に関わる脳部を刺激、鍛錬する必要性があると指摘している。
だから、スポーツでも五感を総動員して脳を鍛錬することである。
また、集中力や精神力の鍛錬も不足することから危険回避能力が低下に繋がり、思わぬ怪我や事故、時には死亡するケースも最近急激に増加しているのである。
だから、今後、少年野球や他のスポーツのコーチ、監督は、これらの能力の低下を補う訓練、鍛錬を指導して欲しいと願っている。
道具で身体を守るのでなく、出来る限り自己の「危険回避能力」「反射神経能力」の感覚の向上を目的に指導して欲しいと願っている。
これらの指導は海外で良く実施されているスポーツ指導方法であり、コーチや監督は大学講師などや学校で専門的な指導方法を学ぶのである。
日本の場合は、体験型重視でコーチや監督が甲子園の選手だったとか、全国大会で活躍したなどの実績が優先されるが指導者となると全く別問題でもある。
現在のように身体的にも運動性感覚の能力が低下しているので、怪我をさせない指導や怪我をした場合の対処方法、夏場の野外スポーツ時の「熱中症」の対象方法、人命救助方法など事前に指導者が学んでおく必要があると私は提案している。
ただ、根性が重要で精神力だと指導しても現在のスポーツ環境では通用しないし、危険な指導方法であると私は提唱している。
今一度、指導者側も勉強と専門知識が重要であり、必要である。
出来れば、スポーツ指導者は事前に「救急救命」の講習を受け、人工呼吸方法、AEDをチームで携帯し、レンタルも可能があり、これら救命具によっていざという時に対処して欲しいのである。
これらを実施できる指導者こそ、今後求められるスポーツ指導者なのである。
中学生、高校生でも今後夏場になるとスポーツ事故は最も多発する時期に入ります。
選手の体調異変を「洞察」し、すぐに対処する。
根性が足りないなどと激を飛ばすだけが指導者ではないのです。
これら指導者の下で多くのスポーツ事故での死亡者を減らすことが出来るのです。
私共は今後ともスポーツ時の事故死防止、指導者の方々への指導提唱も含め、若い命を落とさないように指導して参ります。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、





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犬が飼い主の命を救う!

2007-05-04 00:05:21 | 感覚
今回は、糖尿病に疾患している一人暮らしの男性が飼い犬によって、命を救われるという実話である。
これらの様子は、5月2日(水)21:00からの世界仰天ニュースで紹介されたものである。
一人暮らしの男性は職場で一匹の犬と運命的な出会いをするのである。
それまで、その男性はお酒を飲み続け、だらしない生活を送っていることから犬を飼うなど無理だと同僚達は言うのである。
ましてや糖尿病なので犬の世話は出来ないだろうと告げたのである。
それでもどうしてもビーグル犬を飼うと言いだし、ビーグルとの生活が始まったのである。
ある日の事、やはり、糖尿病が原因で「低血糖症」になり、意識を失い掛ける。その時は、飼い犬が吠えて知らせてくれたのである。
後に犬を飼っている女性と知り合い、その女性の元でビークル犬を糖尿病の看護犬に育てて見てはと相談を受け入れ、9ヶ月間その知り合いの女性に預け、訓練を重ねたのである。
後にこの訓練が飼い主の「命を救う」ことに成ったのである。
以前、私のブログでも紹介したが、犬が飼い主の病気、体調の異変を匂い(体臭)の変化によって嗅ぎ分けると説明したが、今回もこれと同様に「血糖値」の異変を飼い主の鼻をなめることで犬は血糖値の異変を匂いで感じ取り、主人に知らせるのである。
以前までは血糖値の検査キットを使用し、採血して一日に何度か検査を行うことが必要だった。
ビークル犬が飼い主の匂いを嗅ぐように成ってからは一日に3程度で済むようになったのである。
勿論、職場や自宅でも一日中寄り添って飼い主の健康状態を見守っているのである。
ある日、突然飼い主は意識をなくし、このままでは脳などに障害を起こし死亡するかと思うほど重篤だったのである。
ビークル犬は吠えて飼い主を起こそうとしたが、全く意識が無いため、反応しなかった。そこでビークル犬は携帯電話を探し、何と119番に電話をかけ、救急車を呼ぶ手助けをしたのである。
数時間後、飼い主は病院のベッドで目覚めたのだが、何故、ここに居るのか理解できず、看護師からこの犬が貴方を助けたのですと告げられたのである。
これらは、訓練された犬だから出来た事であり、日本ではなかなか訓練したからと言って、出来るものではない。
携帯電話での救急電話は海外では救急ボタンが備え付けられている機種があり、犬でも携帯電話を銜えると電話が掛けられるように出来ているからである。
日本でもこれらの機種の開発、導入が必要である。
いざというときに高齢者などの方々が簡単に救急車を呼べるようになることは必要であると私は考えている。
また、私共は近年中に構想している「医学薬科大学」「生命科学研究所」で臭気システムを導入し、乳ガンや低血糖などの血糖値検査を微妙な体臭、臭いによって検査できるようにしたいと考えている。
微妙な臭い(体臭)の変化データや蓄積が課題でもある。
乳ガン検査は現在「サーモグラフィー」検査機器を使用することが多く、女性の方々には苦痛を伴い、医師によっては誤認も多いのである。
また、血糖値検査も血液の採血も必要であり、その都度、一日に何度も採血して検査をしなければならないのである。
これらの臭い(臭気)システムによって検査が可能になれば、苦痛も無ければ、誤診、誤認も少なくなると考えている。
一部、 乳ガン検査でのシステムが近年中に実用化されることだろう!
これらは犬の嗅覚からヒントを得て、医療の検査機器の開発に結びつく切欠になっているのだ。
何より、これらの臭気システムは小型化、軽量化、低価格が可能であり、これらのメリットから低料金の検査も可能に成るのではないかと予想している。
但し、日本での問題は、信憑性や信頼性の実績も課題であり、厚生労働省の認可も必要なため、これらの認可が難しいデメリットもある。
先に、私共はアメリカなどの海外での立証と実績、認可も早いため、海外から逆輸入というケースもあるかも知れない。
このように、自然界や生き物達の能力から検査機器や色々な道具、技術のヒントに成り、開発のアイデアにも結びつくものである。
私の開発、研究の主なアイデアなどは「自然から学べ」である。
また、生き物から学ぶことで有る。
これらが必ずや私達の健康、命を守ることに繋がってくれることを願っている。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、

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脳の認知!

2007-05-03 00:00:56 | 感覚、五感
正解、不正解は"別処理" サルの脳内分析で判明
記事:共同通信社、提供:共同通信社【2007年4月23日】
自分の選んだ答えが「正解」か「不正解」かを認識する際には、脳内でそれぞれ別の神経細胞が反応していることを、理化学研究所(埼玉県和光市)などの研究グループがサルを使った実験で突き止め、23日、米科学誌ネイチャーニューロサイエンス(電子版)に発表した。実験ではまず、サルに「○」のマークを見せてから水を飲ませることを繰り返して、正解のマークとして「○」を覚え込ませた。
その上で、2本のレバーのうち片方を押した時だけ「○」が見える装置を繰り返し操作させ、その際にサルの頭に細い電極を刺して、大脳の最前部に位置する「前頭前野」と呼ばれる領域の神経細胞の活動を調べた。その結果、正解のレバーを押して「○」が出た時と、ほかのマークが出た時で、反応する細胞群が別であることが分かった。
脳内で独立した処理が行われることで、正解とされた行動を次も続けるか、不正解とされた行動をやめて別の行動に切り替えるかという選択が、より明確に決められるとみられる。細胞群のこうした反応は正しい行動を学習している過程に起こり、一度正解を知った後にはほとんどみられなかった。
同研究所の松元健二(まつもと・けんじ)研究員は「ヒトにも当てはまるかどうかはまだ不明だが、(独立した処理が行われるなら)褒めて伸ばす教育法のように正解を褒めるだけでは不十分で、併せて不正解を指摘することも大切なのではないか」と話している。
記事:共同通信社、提供:共同通信社より引用、
ヒトが判断や決定、行動など思考に関わる判断はヒトの脳の「前頭葉」で認知している。
猿でも同様の事が考えられる。
以前に私のブログでも紹介した「言葉と数を数える意識は別々」であると提言している。
言葉と数は別々に認識 脳の領域特定、京都大
記事:共同通信社提供:共同通信社、【2007年1月4日】
右利きの人は脳の左半球の前頭葉で数を認識しており、言葉を司る言語中枢とは別の領域が担当しているとの研究結果を京都大霊長類研究所(愛知県犬山市)の正高信男(まさたか・のぶお)教授(認知科学)らがまとめ、米科学誌に3日発表した。
これらと同様にクイズの答えなどの正解、不正解に関係している人の脳部はやはり前頭葉が活発に働くのである。
この前頭葉は子供の頃から「我慢」を教え、そして褒めることで発達するのである。以前、チンパンジーの実験でバナナを目の前に置いて、5分ほど食べては行けないと飼育員から指示を送り、5分後に我慢したことに対して褒めてあげ、ご褒美にバナナを上げたとき、前頭葉の働きが活発化したのである。
また、この前頭葉は人とのコミュニケーション、人の顔と顔を合わせての会話や顔の表情を読み取ることで活性化されるのである。
つまり、クイズの正解、不正解も私は猿やチンパンジーの実験で行ったときと、大学生に協力して貰った時と同様の反応が出たのである。
逆に、正解なのに不正解の「ブザー」でブーという音を出し、不正解なのに正解のピンポンという音を出すと人は「パニック状態」になり、頭が真っ白に
成るのである。
このときの脳内では前頭葉の働きが低下し、側頭葉や後頭部などの思考性にあまり関係の無い脳部が働くのである。
これらの実験から大脳半球の左脳、右脳で正解や不正解を認識し、意識しているのだと考えている。
人の脳は神秘的であり、未だに解明されてないことや心の問題、思考、精神活動、認識、認知、創造性などまだまだ解明されていないことが多い、謎めいた「臓器」なのである。
将来、人の脳の謎が解明される日が来ることだと確信している。
7年~8年後にはアメリカでは「記憶力を高める薬」の販売も予定されている。
臨床段階であるが、認知症や記憶障害の人達に役立つ薬になるだろう。
また、アメリカ国防省の研究では、人の思考や記憶によって、腕を失った人がアームロボットを思考で操作し、パソコンの操作が容易にできるまで研究が進んでいる。
特殊な眼鏡を掛けるだけで、視覚障害の目が見えるように近い将来なると予想されている。
これらを「ブレインインターフェース」という、頭にチップを取り付け、脳内の配線を脳に取り付けるものである。
将来的には、チップも小型化、高性能化によって、配線も無くなり、再生医療との取り組みによって、失った腕や足も再生医療によって甦り、何不自由なく動くようになるもの夢物語では無いのです。
視覚障害者の人達が杖無しで歩けるように成るのには、10年は掛からないと予想している。
20年後には再生医療とブレインインターフェースなどの研究によって様々な応用が可能になると考えている。
日本でもこれらの研究に取り組みたいと考え、私共は日本の大学の研究所や海外も含め、協同研究を行いたいと考えている。
その具現化したものが、近年中に構想している「医学薬科大学」病院、「生命科学研究所」で人の五感と脳の本格的な研究を行う予定である。
これら私の夢でもあり、目標でもある。
脳の研究こそ、人そのものを研究する事でもあるのです。
人体の中でも脳は神秘性と解明されていないことが多い臓器でもあるのです。
だから、面白く、研究のやり甲斐があるのだと私は感じている。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、

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身近な自然で脳を刺激させる!

2007-05-02 00:00:11 | 感覚
私は良く、近くの公園に出かけ、野鳥や昆虫、花などの観賞など楽しんでいる。
時には、双眼鏡片手に綺麗な野鳥を探すのである。
季節によっては都心の公園でも綺麗な野鳥が観察できるはずである。
川沿いであれば「カワセミ」などのコバルトブルーの色をした鳥を観ることが出来るだろう、特に今頃の時期は新緑も鮮やかで綺麗な野鳥が樹木の葉の緑にとけ込み、いっそう鮮やかに見えるのである。
私の地元千葉の公園でも「キビタキ」という、胸と羽が黄色い鮮やかな野鳥が確認できたのである。身体の色も綺麗だが、何より鳴き声も綺麗で心地よいものである。
野鳥の鳴き声は、丁度人の脳に「心地よい音」として認知している。
野鳥の鳴き声はヒトの聴覚に心地よいと感じる周波数なのである。
人が、心地よいと感じる音刺激は「左脳」の聴覚野で感じている。車の音や雑音などは右脳の聴覚で感じているので、「やかましい」「うるさい」と言った感情に成るのです。
これらの音認知は欧米人と日本人では大きな特徴の差が有るのです。
欧米人は野鳥や自然の音を右脳で感じ、認知している、これに対して日本人は左脳の聴覚野で感じているので、「心地よいと感じる」のである。
このことで脳は刺激され、活性化されるのです。
ところが、最近、子供達や若者達に音認知や脳の「欧米化」が進んでいる。例えば、ガラス製品の風鈴の音が心地よい、涼しい音と感じていなく、うっとうしい、うるさいと感じている人達が実に多いのである。
秋頃に成れば「鳴き虫」といわれる、コオロギやキリギリスなどの鳴き声も心地よいと感じなく、うるさい、うっとうしいのである。
欧米人は蛍などもうっとうしいと感じているため、英語では蛍のことを「ファイアーフライ」火の蠅と言われ、蠅だからうっとうしいのである。
日本古来の感情や感覚を現在多くの方々が忘れ去られようとしているのである。
とても残念な事であり、私は脳の刺激の変化によって、日本人の「心」までも失い掛けていることを怪訝している。
実は、脳の刺激には日本古来の遊びや道具は脳を刺激するのにとても役立っていたのでする。
金魚すくい、剣玉、折り紙などは手や指先の細かな作業を必要として、微妙な指先の動きによって脳の「運動野」「体性感覚野」などの触覚が刺激され、脳も同時に活性化し、脳細胞の再生や発達に重要な鍵を握っているのです。
ところが、最近はテレビゲームや携帯電話などは指先の細かな動きや動作を必要とせず、また、食事の時にもフォークとナイフでの食事は脳を活性化させないし、働きも低下するのです。
和食のように箸を使った食事は触覚(運動野)、(前頭葉)を刺激し、活性化させるのである。
子供達や若者達の中には箸を上手く握れない、使えない人達が実に多いのである。これらの人達に以前、野鳥の鳴き声やせせらぎの流れの音を聞かせ、脳刺激の実験を行った事があるが、やはり、右脳の聴覚野が刺激され、雑音、うるさい、うっとうしいと感じているようなのである。
これらの感覚に陥ると「感性」という感覚に繋がらないし、欠如してしまうのである。
これらの欠如は、私は自然体験、実体験の希薄な環境が生み出した感覚だと考えている。
これらの感覚を改善するのには、野外、自然に身を置いて、野鳥の鳴き声に耳を傾け、新緑の緑の匂いを嗅覚で感じ、樹木の樹皮などのゴツゴツ感、ツルツル感などを手で感じ、風の流れなどを皮膚感覚で感じることである。
同時に、指先の微妙な動きを鍛錬することで脳は活性化させ、五感を総動員することで脳全体が働き、脳が活性化し、正常化するのです。
脳細胞(ニューロンネットワーク)の伝達を潤滑にさせ、脳刺激によって、記憶力、思考、判断、決定などの脳力が向上するのである。
また、我々大人でも同様に日々のストレスの抑制や脳の癒し、時には「自然に」身を置き、五感を総動員して感じ、脳で感じることである。
決して大自然で無くても良いのである。身近な自然、公園でも効果は有るのです。
樹木には、青葉アルデヒドや青葉アルコールなどの揮発性の「テルペン」というこれらの植物の総称ですが、これらのテルペンによって、人の嗅覚を刺激、人の脳の側頭葉(嗅覚野)の脳部を活発化させ、前頭葉を刺激「心地良い」と感じるのである。
このテルペンは樹木が天敵の昆虫などから身を守るために発しているのである。
逆に人間の脳には新鮮な空気や脳刺激として受け入れられるのです。
この効果を高めるのには「感受性」と「好奇心」が重要なのである。
また、散歩することは運動性に繋がり、益々脳を活性化させるのである。
但し、概念によってつまらないとか、楽しくないと感じると脳は逆効果であり、ヒトの脳は快感、楽しむ事で活性化されるのである。
だから、自分が心地よいと感じることが最も重要なのです。
これらの感覚に必要なのが感受性、好奇心なのである。
自然に身を置いたら、日々の嫌な事、悩み、ストレスなどを一切思い浮かべず、心を落ち着かせ、心を素直に開放することである。
これらを私は「五感瞑想」と呼んでいるが、これらを何度も実行することで脳の鍛錬、精神力の向上にも繋がり、健康脳、美脳に繋がることを私から提言致します。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、



コメント (2)
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看護師不足が深刻化!

2007-05-01 00:00:46 | 感覚
政府統計によると、看護学校・養成所の入学者数は80年を100とすると、95年は164に達しました。しかし、最近は2000年に166、2005年は167伸びが緩やかになっています。
 一方で、就職した看護師が早期に離職する傾向は強まっています。日本看護協会の調査では、新入看護師が1年以内に離職する率は02年度で15・9%と、6人に1人の高水準。3年で3ポイントも増えました。
日本医労連の調査では、さらに24歳以下の看護師の約5割が辞めたい理由に「仕事が忙しすぎる」をあげ、「夜勤がつらい」「賃金が安い」「休暇が取れない」も各1割ありました。
都立病院も看護師不足。年間で1割の看護師が入れかわる。みんな『つかれた』『しんどい』という気持ちと語っている。
看護師学校を卒業しても、現場(病院)とのギャップの違いを強烈に体験し、現場で学ぶことの方が多すぎるのである。
高度先進医療が進んでいる現在、医療機器の操作、薬の投与、薬の種類も1000種を超えると言う、薬の種類を理解しなければ成らず、また、数ヶ月の勤務後、夜勤勤務をしなければ成らず、病院によっては15名~20名近い患者さんを担当しなければならない。患者さんの中に急激に病気が悪化すると対応できない「新人看護師達」、また、電子カルテの導入など病院の電子化も拍車を掛けており、患者個人の細かな病状やその日の行動など詳細に記録したものをパソコンに入力しなければならない。
慣れた人でも1時間以上かかる作業だが、新人看護師は4時間近くもかかる人が多いのである。
また、勤務が終わっても、自宅や寮に帰っても、すぐに机に向かって、薬の種類や医療機器の操作の勉強など、雑用以外にも学ぶことは山積みであり、新人看護師の人達が1年未満に退職する看護師は6人に1人と言われている。
最近では、5人に1人と言われているのだ。
激務の上に精神的なプレッシャー、身体的プレッシャーと抱える問題は多いのである。アメリカなどの病院のように看護師の確保が出来ており、夜勤に関しては夜勤専門の看護師が勤務しているのである。
また、雑用を減らすために、パソコンなどの事務的な作業も看護師ではなく、チーム(グループ)で分担して行っている。
また、精神的なプレッシャーや身体的な疲れが無いかチェックするシステムも導入されている。心理カウンセラーなどが病院内に在住し、看護師、医師の悩みなどの相談にのっているのです。
これらのバック体制が出来上がっている欧米と日本の看護師の働く環境の差がハッキリ出ている状態である。
アメリカでは夜勤勤務も日本のように20人近い患者さんを担当するということはあり得ないのである。
せいぜい、6人~8人、多くても10名以下である。
これらは夜勤勤務専任の看護師を募集し、採用しているからである。
私共が近年中に北関東で「医学薬科大学」付属病院の構想が有るが、看護師の確保のため、フィリピン人看護師、夜勤勤務専任の勤務態勢、医師、看護師、医療事務、検査技師などのグループで一人の患者さんに対してベストな治療、検査などが出来るようにしたいと考えている。
勿論、医学部などでの授業はオール英語で行う予定だが、知識は勿論重要だが、手技能力を重視し、研修医の期間は即戦力として活躍できるまでに指導育成することが私達の目的でもあります。
同様に看護師大学、専門学校での教育と体験学習などの取り組みが必要である。
但し、私共や学校だけが取り組んでも、現在のような医療環境では看護師の途中退職に歯止めがきかず、また、看護師の増加は期待できない。
日本の医療界が取り組み、海外に依存するのでなく、日本国内での育成に本格的に取り組まなければ、10年後には看護師の3割近い人達が海外から勤務者になると私は予想している。
以前まで3Kという、汚い、きつい、危険などと言われた職業が有ったが、看護師もこれらに似た職場条件に成っている。
「夜勤がつらい」「賃金が安い」「休暇が取れない」決してわがままで言っている言葉ではない。
これらに勉強、雑用と加わると「激務」の一言に成るのです。
また、医療ミスの不安、ストレス、プレッシャーなど精神的不安も重なり、酷い場合は「適応障害」、ストレス障害などで途中退職をしなければ成らない人達も急増しているのです。
これらが原因で、日本の看護師不足が各地で起こっているのである。
これらの現状を改善するのには、日本政府、看護師協会、日本医師会などの組織、日本の医療改革が必要であり、今後、これらの問題を改善と金銭面の支援、精神面の支援、サポートも必要である。
決して、魅力ある業種ではなくなってきている。私の娘も動物病院の看護師をしているが、以前、人間の病院の看護師をしてみないかと質問したら簡単にNOと言われたのがショックだった。
激務だと友人達から聞いているのである。その友人も今年看護師を途中退職している。
本当に優秀な人材を減らすだけでなく、本人や家族にとっても金銭的負担、
看護大学や看護師学校の教育費を考えると1年未満に退職されると人材も金銭的にも「勿体ない」のである。
折角、看護資格を取得し、これからと言う未来がある若者達を医療現場から離れて行くことは「日本の医療の未来も暗い」という事である。
私共は専門医の不足、看護師の不足を根本的に見直し、関係各所に呼びかけながら、医療改革、人材の育成、確保に全力で取り組むことで医療界に一石を投じることが出来ればと願っている。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、



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