センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

天抗と長生きの関係!

2007-05-21 00:00:14 | 感覚
天抗とは、巨大な洞穴を意味するものである。
中国南部の山岳部にこの天抗と呼ばれる洞穴が何百も点在している。
この天抗の近くに住んでいる人達は皆長生きだと言うのである。これらの因果関係を中国の博士が研究を勧めており、仮説では「マイナスイオン」とピアーな空気が元気の素であると発表している。
中国でも南部の山岳部には100歳を超える長寿者が沢山生活しているのである。
スーパー長寿村が点在しているのである。
100歳を超える人達の中には、現在も眼鏡無しで針に糸が通せると言うものである。針の穴は可成り大きいが、針に糸が通せるのは驚きである。
天抗、洞穴には雨天時に大量の水が流れ込み、岩やコケなどに流れ込み、地下水として河に流れ込むのである。
これらの水は「ミネラル」「鉄分」など多く含み、また晴れた時には、この天抗から地下水や岩に浸みた水分が蒸発して、霧状態となって麓に降り注ぐのである。この霧こそ、マイナスイオンを多く含み、癒し効果と同時にピアーな空気(酸素)も送っているのである。
新鮮な空気と濃厚なマイナスイオンによって、人体に良い影響を与えているのだと考えられる。
中国南部の山岳部に生活している人達の主食を見ているとトウモロコシの粉で、野菜の一部と偏った食事内容であるが、決して栄養価の高い食事内容ではない。
だけど、平均寿命も長く、スーパー長寿村で有る。
他にも、村同士の人達の会話や笑い声と楽観的な性格が幸いして、これらの自然環境が伴い、長者村が出来上がっているのである。
決して豊かでない食事や生活、豊かな自然環境が長生きの秘訣なのかも知れない。
現在では、日本が未だに平均寿命が世界一であるが、近年中には世界一の座を譲り渡すことに成りそうである。
日本などでは医学進歩と医療保険の充実などのお陰があって平均寿命を延ばしてきたが、最近では生活環境の激変、高齢化、少子化の問題もあり、ストレス社会であり、自然環境の異変、温暖化、都市のヒートアイランド問題など生活環境が酷使されつつ有る。これらに加え新型ウイルスなどの驚異にもあり、日本では長生きが難しくなって来ているのではないかと私は想像している。
中国南部の山岳部の生活地域のように、絶えず新鮮な空気とマイナスイオン、決して豊かな食事内容ではないが、健康維持に欠かせない条件が整っている。
また、高齢者同士の会話も弾んでおり、孤独感は微塵も無いのである。
この近隣の人達とのコミュニケーションが脳を若く保つ秘訣の一つでもあるのです。
中国南部の山岳部で生活している人達の日課がお茶を飲んでいることにも関係しているのである。
ミネラル豊富な水でお茶を入れて飲んでいる。何杯も飲んでいるので、脳卒中や心筋梗塞などの循環器系の病気に疾患する人達が極端に少ないのが長寿村となっているのである。
間違いなく、世界一の長寿村であることには間違いない。
楽観的な性格の人達が多く、笑いが絶えない。この笑いこそ、脳を活性化し、若さを保つ秘訣でもある。
日本の現状を考えると医療施設だけでは対応出来ない程、高齢者が増加しており、医療費の削減、医療費負担の増加や成人病の増加など今後、日本人の平均寿命が短くなる可能性は高いのである。
特に30歳~40歳代の方々が30年後には高齢者に成るが、その頃には日本の平均寿命は現在より5歳以上も短くなる可能性が有るのです。
食事内容の欧米化、ストレス社会、過労の問題、生活習慣の問題など若くして病気に疾患し、重篤になる可能性も高いのである。
今一度、中国南部の山岳部のような環境を造り出す必要が有るのです。
現在は、エアコンにもマイナスイオンを発生させる装置が備わっている物も有る。時には噴水や滝などの前に立って深呼吸したり、森の中でも少ないがマイナスイオンは発生している。
ストレスを貯めない、楽観的な考え方をする。過労を出来る限りしないことである。
また、お風呂の中でバブル発生装置でもマイナスイオンは発生する。
普段から日本茶を5杯程度のみ、脳卒中などの予防に繋がる。
お酒やタバコの吸い過ぎに注意し、定期的な運動に心がける。
食事内容も和食を見直し、腹八分に心がけ、ゆっくり咀嚼して楽しみながら食事する。これらが長生きの秘訣であり、長生きし、病気に疾患しないことが医療費の削減に繋がり、豊かな生活が出来るのである。
つまり、健康が最大の財産であると私は多くの方々に提言している。
皆様も、健康に心がけ、自分の健康が財産であることを自覚して頂ければ幸いです。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする