給食が不味いって

2017-09-19 00:00:48 | 市民A
神奈川県大磯町の中学で「給食不味い事件」が発生したようだ。

給食を始めたのが昨年から。見た感じは、どうみても給食ではなく仕出し弁当。さらに薄味ということで、成人病用の弁当のような感じだ。

bento


アンケートをとった結果、「とにかくまずい」ということのようだ。アンケートする前に判っているだろうに、と言いたい。


先日の横浜の市長選でも、二大テーマが「カジノ」と「中学の給食」だった。横浜では、基本が弁当で、給食を希望する場合、「ハマ弁」を注文すると学校に届けられるのだが、苦肉の名案だったはずだが、利用率は3%以下という散々な状態になっている。要するに不味いのだろう。

さらに周辺情報だが、給食業者は東京の業者でかなり手広くデリバリーしているようだ。業者Aに払っている委託料が大磯中の二つの中学760人分で、年間3300万円の委託料を払って、そのうち一部を父兄が月4900円を払っているとされている。

委託料というのは材料費込みなのかどうか不明なのだが、父兄が払っている金額は4900円×760人×10月分位?=3700万円ということで委託料より多い。何かがおかしいのだろう。

この業者Aだが、いずれの利用者も「まずい」と言われているらしい。業者にしても入札で規定の年数の契約をするのだから、後の保証もないのに大型設備投資するわけにもいかないし、固定契約したら、あとは経費を減らして儲けるしかなくなる。


そして、主題の給食の味だが、「ごはんは温かく、おかずが冷たい」ということらしい。冷たいカレーとかシチューとかメニューが不思議だ。別の場所で作っているのだろうか。

実は、工場で加工する食べ物というのは、どうしても旨くない。味が均一になってムラがないというのが食べなのだろう。

しかも、大磯というのは神奈川でも有数の金満地区。こどもの舌も肥えているはず。


実は、岡山の会社にいた時に、近くに飲食店がなかったので、今回の給食のような仕出し弁当を食べることになったのだが、結局、毎日同じものを食べているような錯覚に陥っていき、結局、1ヵ月でコンビニ弁当になった。

といっても、仕出し弁当を美味しそうに食べる人もいるので、全く不思議なのだ。

ところが、最近、コンビニの種類がどんどん少なくなって、結局、3種類になってしまうのかもしれないが、5種類くらい選択肢がないと、ほんとうにお昼が楽しくなくなってしまう。


で、どうすればいいかだが、ふりかけのような「トッピング持込自由」とかアイデアで出ているようだ。

大磯の土地柄、山盛りシラスをご飯にかけて、オカズは全部食べないということになりそうだ。残ったオカズを捨てずに地元名物の高座豚を学校で飼育したらどうなのだろう(豚さんが食べてくれたなのだが)。


PS:さらに給食に異物混入が続いているとも報道されている。そう考えると、まったく異なる(例えば、業者側が解約を期待しているとか)方向の話かもしれない。