ニコンミュージアムへ

2017-09-10 00:00:33 | 美術館・博物館・工芸品
品川周辺のミュージアムを歩いてみた。ニコンミュージアムはいわゆる企業博物館でニコンの本社にある。新しいせいか多くの見学者がいた。今までのニコン製のカメラの多くが展示されていて、「昔使っていたカメラがあるかな」と探すことが一つの楽しみだ。ほぼ全部あるはずなのだが、見当たらない場合があり、残念な気持ちになる。

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もちろん、ニコンとキャノンは今や世界を代表するカメラで、外国人観光客もカメラはこの二社しかみたことがない。つまり、この二社が世界ブランドで、他のメーカーはローカルメーカーということになる。

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展示の目玉は、巨大なガラスの塊。これがレンズの基になるそうだ。手ごろな大きさにカットして、磨いていくそうだ。本当は、イメージがつくれない。

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そして、個展が開かれていた。「正規の記憶 デビッド・ダグラス・ダンカン」。フォトジャーナリストである。日本語で言うと戦場カメラマン。デビューは朝鮮戦争の時。時節柄嫌なテーマだ。そしてベトナム戦争。インタビュー画像では冬場に朝鮮半島で戦闘が行われた時に従軍したことが語られるが、まず北朝鮮の寒さが最大の敵だったと証言されていた。

この時期に朝鮮戦争か・・と思ってしまう。

ところで、このニコンミュージアムとライバルのキャノンのキャノンギャラリーとは徒歩250歩しかない。ニコンは本社があり、キャノン販売の本社がある。