棋聖戦が名人戦最終局と同日開催

2007-06-30 00:00:19 | しょうぎ
将棋界ってどうなっているのだろうかと思うのは、名人戦第7局(最終局)2日目が6月29日愛知県蒲郡で開かれているのにもかかわらず、同日、一日制の棋聖戦第3局が兵庫県淡路島で行われている。登場する棋士が異なる(名人戦は、森内×郷田、棋聖戦は佐藤×渡辺)からいいようなものの、同一棋士が登場したらどうなるのだろう。電話で二面指しか・・

特に17世名人の資格を持つ谷川浩司九段が、棋聖戦の立会人になっているのは、気分的には、まったくいただけない感じだ。18世名人が誕生したときに、17世名人は?と言うと別の棋戦の立会人になっていた、というのもね。

名人戦の主催紙は毎日(+朝日)、棋聖戦主催紙は産経、と左派と右派の差はあるものの、将棋の世界に持ち込んでどうなるものでもない。さらに29日夕方に、サンスポは棋聖戦の結果(渡辺勝ち)と誤り、まだ決着していない名人戦での森内勝ち用の記事を配信したらしい。

また、毎日は、提携しているMSNに逃げられ、MSNは産経と手を組んだ。名人戦争奪戦みたいな話だ。ニュースのネット配信では日経が圧倒的に強いのだが、NSN=産経連合は日経を追走しようというのだろう。朝日、読売、毎日三社はネット配信ニュースは新聞の副産物としかみていないから、面白いものは何もない。

そして、このエントリを書いている途中で、名人戦の結果が入ってきた。森内が勝ったようだ。18世名人。郷田2勝の後、第三局の無気力将棋ですべて終わった、と思った方が多いだろう。


253abdf9.jpgさて、6月16日出題分の解答。

▲2二角成 △4一玉 ▲2三馬 △5一玉 ▲2四馬 △6一玉 ▲5一馬 △同玉 ▲4二銀 △6一玉 ▲6二銀 △5二玉 ▲5三銀左成 △6一玉 ▲6二飛成まで15手詰

銀のサービス問題。ただし、6手目、△2四同角は、▲4二銀以下2手早く詰む。一応、馬の押し売り付きである。


今週の問題は、究極の大駒図式。飛車と角行だけでなく、王将二枚登場。手数は短いが、駒の移動距離は長い。くれぐれも、自分の王様の方を詰めないように。

253abdf9.jpgまた、▲6九飛まで一手詰めということではない。

双玉の場合、先手側を玉ではなく王と書くことが多いのだが、私の作の場合、どちらの王将も動いたり逆王手だったり、入玉があったりして、方向がわからなくなるため、あえて、両方とも玉と表示する場合がある。

いつものように、わかったと思われた方は、最終手と手数と酷評の方をコメント欄にいただければ、正誤判断。



blog改善のため、再チャレンジ始めました。

↓GOODなブログと思われたら、プリーズ・クリック




↓BADなブログと思われたら、プリーズ・クリック

  


最新の画像もっと見る

コメントを投稿