名人戦も波乱なく終わり、来年藤井名人に挑戦する挑戦者決定リーグ(A級順位戦)が始まった。10人のリーグなので一人9局。参加者は10人だが、昨年の結果上位4人は、大方の予想ではAランクとされ挑戦権争い、残る6人がBランクとされ下位2名がB1グループへの陥落争いとされているが、一回戦はAランク4人と第5位の5人が下位の5人に全員負けるという予想外の結果になった。
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そもそも持ち時間が他棋戦より長いため、長考派の棋士が有利なので、他棋戦の結果からAとかBというのもおかしいわけだ。(それを言うなら奨励会の時に挫折した方々の中にも埋もれた才能もいたはずなのだが)
例年の挑戦者は7勝2敗あたりが多く、まれに6勝3敗でプレーオフということもあるが、早くもプレーオフの匂いがある。
さらに2回戦はAランク4人が激突するという組み合わせになっていて、つまり4人の中で二人は2連敗スタートということで、一気に陥落争いに巻き込まれてしまうわけだ。
思うに、上位4人というが、4人ともタイトル戦で何度も何度も藤井名人に打ちのめされているわけで、個人的には第6位の佐藤天彦九段に注目している。何しろ名人を3期(3年)務めている。近年、多彩な棋風に宗旨替えしているため対戦相手に事前に研究される余地が少ないわけだ。(もっとも、予想が当たったことはないが)
さて、6月15日出題作の解答。
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今週の出題。
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解ったと思われた方はコメント欄に最終手と総手数とご意見をいただければ正誤判定します。
最終手に一時間も考え込んでいたら、対戦相手に嫌われる。
最終の形で生角生飛で終わる所が、粋だね
大事な1時間ちょうだいしましたか・・・
詰将棋で駒が成るのは、なんとなく潔くないというかチェスでは、成りがないし。