藤井八冠が七冠となった。以前から、「仮に失冠するなら」という話があり、
- 五番勝負
- 持時間が短い
- 幸運に恵まれる
の三条件と言われていた。1,2,3は少し関連していて、名人戦や竜王戦のような二日制で持ち時間も長いタイトル戦の中に、持ち時間の少ない対局が入ってきた時の、時間の使い方に変調をきたし、長めに考え込んで終盤で複雑な局面になった時に1分将棋になっているということ。最終局も終盤で形勢が混沌となったが、正解には到達できなかった。
ところで、(内心)一番ガッカリしたのは叡王戦スポンサーの不二家だろうか、七冠をCMに起用していて、まさか八つの内、これだけを失うかと大問題になっていると思われる。
スポンサーから降りてタイトル戦を辞めれば、戦わずして全冠制覇復活ということになる。
一方、(内心)喜んでいるのが、全国の将棋講師ではないだろうか。藤井七冠が鬼のように強くなると、教わる生徒が減っていたらしい。そもそも遥かに遠い存在となっていたので、いまさら将棋を指しても・・という気持ちになって将棋熱が冷めつつあったように感じていた。これで彼が人間であることが証明され、再び生徒が増えることが期待できるだろう。
さて6月8日出題作の解答。
今週の出題。
解ったと思われた方は、コメント欄に最終手と総手数とご意見をいただければ正誤判定します。
羽生元七冠にも100冠のチャンスがめぐっているのですね。非藤井タイトルホルダーからの奪還という線がありそうですね。
移動合がテーマかな。
この詰みにはまだ続きがあるような。玉方4五銀を置くと。
銀の移動合いと銀の移動の詰み。1短編で出来得るとは、凄い
正解です
玉方4五銀はあまりよくないかな
正解です。製作には手間暇かかってます。