順位戦最終局

2021-02-27 00:00:09 | しょうぎ
A級から順に将棋順位戦の最終局が行われる。各クラスの状況をあらためて確認してみると、
A級:降級2人が決まっているので、挑戦者争いが見どころだが、順位争いも重要だ。羽生九段も徐々に順位が下がり、前年度は4勝5敗。今年3勝5敗だと第8位。陥落率が非常に高い場所になる。勝てば中ぐらいになるだろう。

B級1組:鬼の棲家というリーグで、まったくそんな感じだ、昇級一人、降級一人が決定してるが、よくわからない。いつの間に木村九段にも昇級の目がある。来年は強い人が一人入ってくるので、上を狙う人は順位一枚が重要。山崎八段昇級決定だが、山崎・松尾両氏が牢名主と言われて長かった。ところで、どうしてこのクラスだけ対局数が多いのだろう・・

B級2組:混戦の3位争い。計算してみると、勝ち星順位10番目で5勝4敗の谷川九段にも64分の1で昇級確率がある。1.6%である。「1.6%なんて、ゼロと同じ」と考える人に限って、発病後の致死率1%の新型コロナに怯える。

C級1,2組:B級2組もそうだが、昇級枠や高級点枠が増えたために、最終局が血みどろ化したような気がする。

さて、2月13日出題作の解答。







当初図では変同が見つかったため、5三歩を追加。変動駒余りだが、駒を余らせる手順も難しい。

本日の問題。



わかったと思われた方はコメント欄に最終手と総手数とご意見をいただければ、正誤判定します。(星2つ問題かな)