鳩の関係

2021-02-24 00:00:23 | 市民A
自宅の前の電線に、雨にもかかわらず鳩が二匹並んでいた。鳩の生態には詳しくないが、春なのでつがいなのだろうか。種類はキジバトだろう。いわゆるドバトではないようだ。このあたりは二種類が共生している。

実は一か月ほど前に鳩に関してマイナーな事件があった。やはり二羽で飛来した鳩がいて、当家の樹木の枯れ枝を加え、道路の先の別の家の垣根の中に巣をつくりはじめたのだが、しばらくして途中放棄でいなくなった。どうもこのあたりを縄張りにしている陽気なカラス(犬の鳴き声や人の声をまねて、笑わせてくれる)がいるのだが、他の鳥の巣を狙っているような様子もあったのだが、鳩の方で気が付いたようで、巣作りは別の場所に変更したようだった。

どうも、今回の二羽は、まだお見合い中のようだ。低能な相手を選ぶと、小鳩だけじゃなく親鳩もカラスの餌食になるので、慎重なのだろう。鳩の寿命は10~20年ということで、鳩の1年は人間の5年分くらいだろうか。

そして、この二羽だが実に3時間も電線に留まっていた。長すぎるお見合いだったのだろうか。


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最初の一時間は二羽の関係は親密だった。くっついて離れない。(寒かったからかもしれない)



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次の一時間、何があったのかわからないが少し距離ができた。



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さらに、ソッポを向き始めた。何が起きたのだろうか。



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冷却期間か。



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ついに羽根の中に頭を入れてしまった。


実はこの後も同程度の距離をとって一時間ほどは雨の中、電線に留まっていた。そして、いつの間に鳩はいなくなり、結末を見損なってしまった。ミステリードラマではないので、再放送はない。