能登金剛から白米千枚田へ

2020-04-02 00:00:30 | たび
能登半島を北上する。当初予定では、能登金剛で観光船に乗って、海上から奇岩の景観を楽しむ予定だったが、当日は大風により波高5m。とても航行できるような状態ではない。

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しかも観光船は岩の間を走る設計なので、おそらく船底まで浅く荒天堪航性が悪いはず。沈没した韓国の改造フェリーと同じだ。

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ということで陸上から巌門洞窟を抜け、岩石ゴロゴロの海岸に向かうが、強風と雨、そして波しぶき。ムチャクチャ危険だ。日本海は、穏やかな砂浜もあるし、こういう浸食の進んだ岸壁もある。天候の前にひれ伏すしかない。

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能登金剛センターというお土産物センターの方々は全員マスクで、危険な岩場に入らないように注意するが、声が通らない。風の強い日は、要領よく風上に立ち、風下の方に向かって立つのが感染されるのを防止するコツだ。


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そして次の目的地は『白米千枚田』。「はくまい」ではなく「しろよね」と読む。いわゆる棚田である。1007枚あるそうで、そのうち2枚を、小泉純一郎、進次郎親子が所有しているそうだ。たぶん自分では稲作りをせず、誰か小作人を雇っているのだろう。農地の転貸しだろうか。

沖合に陸地が見えるのだが、半島国家かと思ったが、見えるはずはない。七ツ島という無人島群と舳倉島(へぐらじま)があり、野鳥の島になっている。取られないようにしないといけない。