庭に来た鳥

2020-04-21 00:00:29 | 市民A
芝生の手入れを怠っていた。洋芝と和芝(か高麗芝)を混植していて、庭の場所によって洋芝が勝っていたり劣っていたりして、結局、ムラになっているのだが、あまり気にしていない。そうすると洋芝に花が咲き、実が付いたりして、さっそく鳥がやってくる。

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去年までは、鳥が庭に来ると犬が吠えて追い払っていたが、今年はいない。人間はいまのところ鳥を追い払わないので、特にムクドリが多い。ムクドリの主食は果実、穀類、昆虫というので芝の中の地面を嘴でつついて、時々パクパクしているのは虫でも食べているのだろうか。

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もう一羽やってくることもある。隣の庭から一羽ずつ飛来する。二羽の関係性はよくわからない。単に、隣の芝生が青く見えるということなのだろうか。マスクが入荷したらしいとドラッグストアを駆け巡って何も得られないということに似ている。

このムクドリに似ているのがヒヨドリ。しかし嘴と足の色が黄色なのがムクドリで黒いのがヒナドリ。ヒヨドリの方が少し大きくて、その分、動きが遅いので、猛禽類に狙われやすいということらしい。ヒヨドリの語源は、ヒーヨ、ヒーヨと鳴くかららしい。ムクドリは椋の実を好んで食べるかららしいが、実際には何の実でも好んで食べるそうだ。

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そしてムクドリがいなくなると、今度は鳩が舞い降りてきた。日本の鳩は二種類で、都会に多いのがドバトで郊外に多いのがキジバト。ドバトは全身が黒っぽいが、キジバトは羽がキジのように美しく、首回りにも柄が入っている。庭に降り立ったのは、典型的なキジバト。いわゆる山鳩である。

そういえば椋鳩十という動物作家がいた。椋木に鳩が十羽並んでいるようなペンネームだが。何でそういう変わった名前を選んだのだろうか。