羽咋温泉での食事(能登)

2020-04-17 00:00:09 | あじ
能登で温泉といえば東側の和倉温泉だが、西側には羽咋(はくい)温泉がある。どうも能登の地名は読み方が難しい。名前の由来は神話にあって、この地方を飛び回っていた怪鳥をある皇子が三頭の犬とともに退治したときに、犬が羽根を食ったことによるそうだ。この地方には朱鷺(とき)が多かったそうで、当時は大型の朱鷺がいたのかもしれない。地球上から消えた最後の怪鳥だったかもしれない。

また、近くでは江戸時代にUFOが現れた場所があるそうだ。怖いものが「怪鳥」「UFO」だけでは不足と見えて、もう一つ「原発」というのが加えられた。当面動かないが。

温泉は無色で、ホテルでは大量に流れ出ていた。何しろ、能登の冬は訪問者少なく閑散としている上に、ウイルス問題がある。無人の露天風呂に入ってみたが、何しろ寒すぎる。



そして、夕食は豪華だ。献立を列挙すると、



前菜 :蛍烏賊沖漬け
お造り:本日の盛り合わせ
凌ぎ :のど黒握り寿司
煮物 :八目煮付け
焼き物:能登豚陶板焼き
鍋物 :能登いしる鍋
揚げ物:能登河豚天婦羅
御食事:石川県産ひゃくまん穀、香の物、汁物
デザート:本日のデザート

*八目はメバルの一種だそうだ。

能登に三日いたが、フグを気安く食べられることに驚いた。



そして、朝食も相当豪華だ。普段の一日分のカロリーを一回で摂取している。個人的には、めざしと納豆だけでも十分だ。