丸柚餅子は、けっこう固い

2020-04-10 00:00:55 | あじ
ウイルスから逃れるように石川県の能登半島探索に行ったのだが、本来、重要な目的地だった輪島の朝市が不発に終わった。なにしろ観光客が激減というのがベーシックな大問題。通常の半分以下の出店らしいとは聞いていたが、もっと大問題が発生。当日の朝、能登半島は大風が吹き荒れた。テントを張ろうとしても、風でテントが張れなかったそうだ。

ということで、朝市で賑わうはずの通りにはわずか3つのテントがあるだけだった。もちろん海は時化ていて船を出すわけにもいかず、魚介もとれないわけだ。

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ということで、飲食店で「ふぐ丼」を食べた後、有名な和菓子店、総本家中浦屋に行き、『丸柚餅子』を購入する。

『丸柚餅子』を除けば普通の和菓子店であるのだが、丸柚餅子は高額な食品であるところから、試食も特に頼まないといけない。値段が高いということだけでなく、一つずつ作らないといけないので、手間がかかるし、製造工程は半年かかるそうだ。

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そして、試食の末、購入に至るのだが、原料が柚子で中をくり抜いて餅を詰め込むらしい。サイズは、柚子の大きさによって、大、中、小とあり、大を購入。

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そして、いただくことにするが、切るのに苦労するほど固い。たとえは悪いが石鹸を包丁で切るようなもの。色の風合いは柚子というより柿かもしれない。

そして、ゴーストタウン化した町を後にする。