アリ、発見。

2019-08-23 00:00:02 | 市民A
アシナガバチの駆除が終わったと思ったら、アリが出た。洗面所の白い洗面台の上に数匹、うごめいている点があった。きわめて小さい。体長2ミリ、幅は1ミリ弱。動きが速い。よく見ると10匹近くいる。なぜ、そこにいるのか。



この場合、考えるべき点は、「アリなのか白蟻なのかヒアリなのか」つまり蟻の種類。なぜ、ここにアリがいるのか。巣はどこにあるのか。以上3点だろう。

ということで、しばらくアリを泳がせて観察したが、よくわからない。どこからきてどこに行くのかも不明。一応、目的物の候補だが、フィリピンの友人からもらったパパイア入りの石鹸。S社製の電動歯ブラシ用の歯磨きのチューブ(含有物の中に香料(ベルガモット系と書かれている)。同じくS社の塩入り歯磨きチューブ(含有物の中に香料とある)。この中にハチを引き寄せるフェロモンがあるのかもしれない。ゴルフに行くときに整髪料を使っていると頭の周りに虫が飛び回って困ることがあるが同様なのかな。



そして、あまりにも小さいので肉眼で蜂の種類を調べることができないため、一眼レフで接写して拡大してみた。どうもハチの巣とか蛇の文様とか、こういう方向に大活躍しているのだが。


どうも、想像もしていなかった生物のようだ。

画像の特徴としては、「触覚が長い」、「尻尾の部分が尖っている」、「黒ではなく茶褐色」「体長2ミリ」という点で、各種のアリと比較すると、この種しかいないことになる。



アルゼンチンアリ

世界に広がりつつある特定外来生物である。

横浜市のホームページでは今年春の段階で横浜市沿岸部で確認されたことになっている。

海からはかなり遠くなのだが、これだけ激しく動けるのだから、数日で到達するのかもしれない。



実は、人間を直接噛んだりはしないようだ。しかし、朝起きたら大量発生で、体の周りがアリだらけになったりすることがあるそうだ。

そのために、神経症になる人が多いようだ。

目の前のアりをつぶしても役に立たないだろう。巣をさがすことと何に群がろうとしているのか探すこと。どちらも困難な感じがある。

ところで、アリは生物学的分類だと、ハチ目、フタシアリ亜科ということだそうだ。ハチの中でもスズメバチに近いようで、ミツバチとスズメバチの関係よりも近いそうだ。手ごわいことが予想される。