「とんかつ工房」の戦略は

2018-11-02 00:00:59 | あじ
とんかつチェーンといえば、関東では「新宿さぼてん」「和幸」「勝烈庵」などが有名だが、高級とんかつ店だ(和幸はいつの間に高級化した)。それに店舗数が限られている。

あちこちにあるのが「かつや」で、駅の近くやロードサイドにあって、こちらはロープライスだ。たとえば、カツ丼(80g)は529円(税前490円)豚肉はカナダ産のはずだったが、カナダと米国と二か国に別れている。飼料は同じなのだろうか。

そして、「かつや」に張り合おうと、小田急線沿線に出店をしているのが「とんかつ工房」。どうも小田急の関連会社のようだ。

tkoubo


たまたま、その店の前を歩くときにランチタイムになったので、130gのかつ丼を注文する。720円(税込み)。普通のかつ丼は590円のようだ。こちらは100%カナダ産である。飼料は大麦だそうだ。ちなみに「かつや」では120gのメニューがあって702円(650円)。10g多いことを考えれば、かつどん工房の方が優位な気もする。

味については、個人的には優劣が付いているのだが、押しつけがましいことは書かないことにしているので秘密だ。ただし、130gあると、隙間なく肉が積み重ねられることになる。

ぼんやりと感じるのだが、牛肉×豚肉、米国×カナダというような対立軸がある限り、貿易摩擦が発生するような気がする。