ノーサイド改めキックオフ

2018-06-07 00:00:39 | スポーツ
自宅近くの農地(及び休耕地)があっという間に整地され、巨大なコンクリートの基礎がつくられた。大型ショッピングモールには不適切な場所なので、何をしているのだろうと訝しんでいたところ、運動場ができることになった。それも観客席なしのラグビー練習場らしい。どうも2019年のラグビーワールドカップのメインスタジアムが新横浜の日産スタジアムになった関係らしい。(といってもどういう関係か具体的には想像できないが)

rugby


しかし、周りに何もないから大きいように見えるが、案外、球技場というのは大きいものだ。

野球やゴルフはそもそも小さな球を道具で遠くに打つスポーツなので比較不能なので除外して、代表的な球技として、

ラグビーは、100m×70mにインゴールが左右両方に10~22m必要。つまり横は120~144m。
サッカーは105m×68mだが、ゴールラインの後ろに若干のスペースがないと、ゴールを置けないしコーナーキックも蹴りにくい。
そして、ワイドショーで人気沸騰中のアメフトは、ゴールラインは91.45m×48.78mだがエンドゾーンと合計すると109.73mとなる。ラグビー・サッカーより幅が狭いことになる。
番外でフィールドホッケーだが91.4m×55m。アメフトと同じぐらいである。

で、工事の最初の頃の感想は、ボールが飛び出すかもしれないという感覚だった。普通、そうは思わないかもしれないが、そもそもラグビーでは、外に大きく蹴りだすということが作戦の一種である。さらにトライの後、ゴールを狙う時に、ゴールポストの間を狙うが、どこまで遠くまで蹴っても構わないわけだ。一方、アメフトはそもそもサイドラインの外には蹴らないものだし、サッカーだってサイドラインの遥か先までは蹴らない。

ワールドカップに出場するようなラグビー選手はキック力も桁外れだし・・

最近の工事をみたら、電柱のようなポールがたくさん立っていた。どうもゴルフ練習場のようにネットを張るのだろう。あるいはフェンスだろうか。ネットもフェンスも雨風で劣化するものだし、近所のゴルフ練習場は台風の時に、ネットに受けた風圧で支柱がボキボキ折れる事故を起こしている。

しかも、あまり高くないし。


グランドにしては地下に異常に大規模なコンクリートの土台を埋めていたことに違和感があったのだが、ワールドカップ終了後に別の施設に改造するとかはないだろうか。ミサイル迎撃基地とか・・

ところで、話は変わるが、6月12日にシンガポールで予定される米朝首脳会談だが、核放棄がすべてまとまって休戦協定まで締結されるというラグビーでいう「ノーサイド」になるのかと思っていたが、どうも「キックオフ」に過ぎないということになりそうだ。問題はボールゲームと異なり、レフェリーがいないこと。悪質タックルの応酬になるかもしれないと思わないでもないが、陰湿プレーの方かもしれない。