秋田の小学生殺害事件は

2006-05-20 07:17:26 | 市民A
8fa384df.jpg5月17日に行方不明となった小1の米山豪憲君は、翌18日に12キロ離れた川岸で絞殺死体として発見された。

実は、米山君のごく近隣に住んでいた小4の畠山彩香さんが4月9日に今回の発見現場から近い川で水死体として発見されていて、警察では事故死と発表していた。

今回の事件で、前回の事件も調べなおすということらしい。毎日によれば、

 藤里町では4月9日、豪憲君の家の2軒隣に住む藤里小4年、畠山彩香ちゃん(当時9歳)が自宅を出たまま行方不明になり、翌10日に能代市を流れる藤琴川で水死体で見つかった。県警は彩香ちゃんが誤って川に転落したとみていたが、失跡場所や不明になった状況などに類似点があることから、今回の事件との関連も慎重に調べる。

 豪憲君と彩香ちゃんの自宅は28軒が密集する住宅地の一角にある。彩香ちゃんは4月9日午後4時ごろ、「友達の家に行く」と自宅を出た後、行方が分からなくなった。彩香ちゃんの遺体は豪憲君の遺体が見つかった場所から約3キロ上流で見つかった。
 当時、彩香ちゃんの自宅近くの河原には子供の靴跡があり、川の浅瀬の石には足を滑らせたような形跡があったことから、同署は彩香ちゃんが誤って転落した可能性が高いとみていた。


8fa384df.jpg秋田県警には、重大なミスがあると考えられる。

1.今回の犯行には、劇場型犯罪として、「警察(あるいは世間)への挑戦」ということが言えるのではないだろうか。最初の犯行が、「事故」と報じられたことで、「次は必ず、殺人事件として報じるように」ということだ。

2.彩香さんの母親の話としては、まだ、事故とも殺人事件とも断定していない、と警察から説明を受けていたとのこと。それなら、なぜ、外部に事故と発表していたかなのだが、捜査に行き詰ったら事故扱いすればいいと思っていたのではないだろうか。

ほとんどの人が顔見知りとも思えるこの地区での犯行と考えれば、思わぬ職業(公務員)の人間が犯人なのだろうか。あるいは、未成年か。 

気楽に簡単作を

2006-05-20 00:01:35 | しょうぎ
0b46b4c2.jpg超簡単作
「難解」ではなく「簡単」の方がいい、という声もあるので、超簡単な問題を作ってみた。こういうのもよくある形なので、陳腐感を免れるには工夫が必要である。双玉にしてみたが、わざとらしいような気もする。とりあえず、すべての手が限定手と思う。

コメントには、いつものように最終手&手数を。

ところで、詰将棋も余詰めが多発すると、本当にややこしくなる。脳がぐちゃぐちゃに。

もうすぐ、将棋界に復帰がチラッと噂される人物もこういっている

気楽に一局!

前回余詰作の構造と改造

2006-05-20 00:00:26 | しょうぎ
372c70bb.jpg言い訳。前回作(A)の、作者の考えていた筋は、以下。
▲4八王、△3九角(B)、▲同飛、△1八玉(C)、▲3八飛、△1九玉、▲1八飛、△2九玉(D)、▲8九竜、△1八玉、▲2九角、△2八玉、▲3九竜、△1九玉、▲3八角、△1八玉、▲2九竜(E)までの17手詰である(コース1)。




372c70bb.jpg2手目の△3九角が、「横向き中合い」という「見かけぬ手」である。ここに打たずに2手目△1八玉は▲3九王であっという間に終わるので、そこに先手玉が行かないように、後手が釘を打つわけだ。そして、先手はその釘を抜くため、飛車の押し売りをすることになる。そして狭い場所で終局。

372c70bb.jpg実は、原図中、攻め方2六歩は、元々2七歩だったのだが、「横穴式住居で暴行されるような」密閉感が嫌なので天窓を開けてしまったら、19手の余詰が発生した。
372c70bb.jpg(C)図から、▲2九角、△2七玉、▲3八角、△1八玉、▲1九飛、△2八玉、▲2九飛、△1八玉、▲2七角、△2九玉、▲8九竜、△2八玉、▲3九竜、△2七玉、▲3八竜まで19手詰(F)(コース2)。最初の▲2九角に△1九玉、▲3八角以降コース2と同じ、というコース3がある。

372c70bb.jpg実は、こちらの方がすばらしい筋である。2七の空間を使って、胃部レントゲンのように向きをあれこれ変え、最後は途中入手した角も消える。

しかし、2七に穴があると、下から追い出して、▲9六龍と妙な手があって、長手数の余詰め筋が気になる(コース4)

372c70bb.jpgそれでは、2七にふた(歩)をすれば、基本コースに戻るかといえば、さらに穴がある。本筋の最後の方(D)で、▲8九(9九)竜ではなく△2八飛、▲同玉、△4九玉(G)以下19手詰がある(コース5)。

5種類も詰め方があるので、修正も容易ではない。普通は無理だ。しかし、明け方のフレッシュな頭に構想が浮かぶ。

372c70bb.jpgまず、コース1とコース5を消すために玉方に1七歩を配置。さらにコース3とコース4を消すために攻め方の4七歩をはずし、玉方5六歩にする。コース3の時には、角の空き王手でこの歩を取ろうということ。そして最後に飛車の位置や微調整を加え、最終図にする(完成図)。もっとも危険なのは、初手から▲4八王、△3九角、▲同飛、△1八玉、▲3八飛、△1九玉、▲6九龍だが△2九角でかろうじて詰まない(はず)。

372c70bb.jpgネタバレなので、解答は、--→こちら






どうしても、横穴式住居が好きな方には、究極の横穴問題を作成してみた。372c70bb.jpg