甘くせつない、飲み物があった

2006-05-07 07:56:44 | マーケティング
a364a34e.jpgゴールデンウィーク後半もやたらに忙しく、高いガソリンをずいぶん消費してしまった。価格が上がると需要が減るのがミクロ経済学の基本法則なのにだ。もっとも私の友人の一人は、原油価格が上がると、あわててしまい、「早く、ガソリンを使わないと、オレのクルマの分がなくなってしまう」と焦っている。経済学は難しい。

話は、食べ物のことだが、忙し過ぎると、昼食などは、クルマで立ち寄ったコンビ二で、購入したファーストフーズをそのまま駐車場で食べることがある。サンドイッチとミルクティとか、オニギリ2個と緑茶とかである。

ところが、遅くなった昼食などは、200円強のサンドイッチでは足りない時がある。オニギリ2個でも足りない。といって、焼肉弁当などは面倒。結局、和洋折衷でサンドイッチ+オニギリ1個とか妙な妥協をしてしまう。

そうすると、困るのが、お茶だ。コーヒー、紅茶などでは、オニギリと合わない。かといって、ペットボトルの緑茶ではサンドイッチに合わない。と、まごまごしていると、妙なものが目に入った。

「!!ふんわり抹茶ラテ!!」

ミルクティを緑茶ベースにしたものだ。和洋折衷物。明治乳業。

このドリンク、本当に微妙なバランスの中で成立しているのだろう。茶葉からの低温抽出で渋みを押さえている。ミルク配合比率50%。零度に近い温度管理。そして、どうしたって砂糖抜きでは無理だろう。全体に、市販のミルクティより甘みは強いが、緑茶の渋みを消すためにはしかたがないだろうが、完全に渋みがなくなったら、お茶じゃない。

しかし、食事が終わり、冷静に考えてみると、「無理だろう」と思う。たぶん、来年はないだろう。

お茶とミルクティを別に飲めば、いいからだ。