詰将棋のおわび

2006-05-17 22:39:46 | しょうぎ
前回(14日出題)の問題には、終盤で2種類の余詰めがあることが判明。うち1種類はなんとかできるのだが、完全作にするのは難しいので、3種類のいずれでも正解ということに。解答は、次の次の問題ができてから説明予定。失礼、失礼。

WOW ブラジル!

2006-05-17 06:27:00 | 市民A
ブラジルでは二つのニュースしかないのかもしれない。一つ目はワールドカップ。23人の選手発表。こちらにはサプライズはない。おそらく、全国民がサッカー評論家でもあるのだから、おのずと監督の選考できる幅はなくなるのだろう。日本のフォワード陣選考でのサプライズは、どちらがよりまずいのだろうかというネガティブサプライズだったような気がする。

そしてブラジルの背番号6はロベルト・カルロスになった。予選の3戦目では、本物のロベカル対贋物のロベカル(サントス)が激突するわけだ。ただし、基本的にはいつも対角線上にいるはずだが、そう理論通りにはいかないだろう。数回は直接のマッチアップがあるかもしれないが、もしかすると片方は累積イエローカードで出場できないかもしれない。そうなると、本大会のルールとして試合中の通訳が禁止になったジーコ監督の指示が理解できるのは、相手チームの選手だけになるわけだ。


二つ目のニュースはサンパウロでの警察署襲撃事件。事態は、ますます拡大しているらしい。サンパウロ事情といえば、「ブラジル・サンパウロから世界へ、そして渋谷」さんが詳しいのだが、14日までに52人が亡くなっているらしい。その後、警官側が守備を固めた一方、PCCという戦闘勢力の方は攻撃対象を、刑務所(刑務官数百人が人質になったという噂があるらしい)、バス、銀行に拡大しているそうだ。そして、町から警察官が消えたため、一般犯罪の方も危険なようである。

そして、他のブラジル発のブログもそうなのだが、この二つのニュースが、完全に並列して報道されている。日本では考えられない。サッカーは、まだ「選手を選んだだけ」なのである。試合ではないのだ。一方、警察襲撃事件は国家の中に武装グループが現れて、反政府的な破壊活動を続けているわけだ。WOW ブラジル!というところだ。

ところで、本当にこの「WOW BRASIL」と叫んだ有名人がいる。昨年(2005年)11月6日のこと、ブラジルを訪問した米国大統領が、ブラジルの大統領府でブラジル地図を見せられたところ、こう言ったそうだ

Wow, Brazil is big.

Bigさを知らなかったのだろうね。

イラク攻撃直前までイラクの場所を知らなかった、というのはよく聞く話ではあるが、ブラジルの大きさを知らなかった話と合わせて考えてみると、日韓朝中台の位置関係や大きさなど、彼が知っているわけないだろう、と推測できるのだ。