とくしま藍あいプラザ&近くの建設会社

2006-05-01 06:56:50 | マーケティング
e8ebdebf.JPG東京には、全国各県の物産館がある。力を入れている県もあれば、あまり力を入れていない県もある。東京の港区にある徳島県の物産館である「とくしま藍あいプラザ」は、その後者の方。店舗も二階で、ふらりと店内に入るドロップ・イン・レシオは限りなく0%だろう。おそらく、徳島県出身の人たちが、ホームシックにかられてドアを開くのだろうか?

で、徳島とは何の関係もないのだが、足を向けたのは、これから物産館ブログを書こうというわけではない。芋焼酎「里娘」を買いにいったのである。なにしろ、全国に名高い「鳴門金時」から精製されるのだから、九州の芋焼酎とは異なり、高級品の味がする。ビンもピンク色だ。実は、先日、徳島方面に出張した親戚からもらったのだが、遠慮なく直ちに飲み干してしまったので、追加購入しようということだ。何しろ、その親戚が近々、家に来る。

そして、予定通り、「里娘」の購入成功。


e8ebdebf.JPGところで、港区にある、この物産館に行くため、ちょっと裏道を通ったら、Nという名の、ある中堅のゼネコンがあった。以前住んでいたマンションの施工が欠陥工事で、痛い目に合わされた相手だ。竣工後2~3年のマンションの設計変更問題でトラブったのだが、「設計図面は既に捨てた」と住民に捜査権がないのをいいことに逃げまくっていた。売上高利益率が非常に高いのでも有名。

そのビルの玄関の前を通ったのだが、玄関の外(つまり建物の外)で、部長風の恰幅のいい男が携帯電話でわめいている。

「・・・・・・・・」
「家は、あぶないぞ。最近は調べられるからな!」
「・・・・・・・・」
「クルマの中も駄目だ!」
「・・・・・・・・」
「捨ててしまえ!」
「・・・・・・・・」
「いいから、かまわないで、捨ててしまえ!」

物騒な話をしている。通行人には全部聞こえてしまうだろう。一体、「強度偽装」の方なのだろうか。それとも「談合入札」の方なのだろうか。それともその両方ともということだって考えられる。

そして、芋焼酎をつるして、”とくしま藍あいプラザ”の帰りに前を通ったら、今度は若手社員が玄関の外で携帯電話をかけていた。
「えっ、ダメだったのですか」
「・・・・・・・・」
「何とか、出すものは出すから、頼みますよ」
「・・・・・・・・」
「話が違うじゃないですか」

どうも、この会社の高い利益率のビジネスモデルは、玄関の外での電話に秘密が隠されているのだろう。


ところで、近くの公園では、取立屋が「おんどりゃー」とか携帯持って騒いでいるし、江戸時代は旗本の町だった虎ノ門の町にも物騒な輩が多くなっているのだ。