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かのアイルトン・セナはセナ足が有名でしたが、そのために全開時にバルブが残らないスライドタイプのスロットルバルブではなく、バルブの上下からエアが入りレスポンスに優れるバタフライタイプを好んで使っていたそうです。
レスポンスが敏感すぎて、他のドライバーは乗れなかったそうですが・・・・。
それが理由と言うわけではないのですが、ワタシはこのシンプルなキャブレターは好きです。
大口径の固定ベンチュリーならではの、豪快な乗り味はハーレーに良く合っています。
その反面、4気筒のバイクに乗り慣れてしまった方や、まだバイクに乗りなれていない方は可変ベンチュリーのほうが乗り易いでしょうね。低回転からガバッと開ける乗り方では、セッティングもシビアになるし、エンジンにもヨロシクありません。
エンジンの回転の上昇を感じながらアクセルを開けていく乗り方を覚えれば、ツインやシングルはそれほど飛ばさなくても充分楽しめます。月並みな表現では「エンジンとの対話」ですか。
とは言ってもパフォーマンスキャブですから、どのような状態にもフィットするわけではありません。
エンジンをスープアップしなくても充分楽しめるのですが、できれば腰ウエだけでも分解整備してからでないと、双方の評価を下げることになりかねません。
キャブレターを快適に楽しむのには3月5日掲載の記事のように、インテークマニホールドの取り付けをキッチリやらなければなりません。
大雑把ですが、各部の名称です。
①はスローポートで純正のケイヒンバタフライも同様な構造です。
②はアイドルミクスチャースクリューの先端が見えます。
③はエンリッチナーを作動させた時のリッチガスのでるポートです。
加速ポンプの吐出量の調整はココで行います。
ポンプのストローク量を調整するので、締めこむとストローク量が小さくなり吐出量が少なくなり、緩めると吐出量が多くなります。
2005年12月4日の記事で説明しているように、加速ポンプはアクセルを急激に開けたときの混合気の補正ですから、沢山ガソリンを出せば加速が良くなるものではありません。適量というものがあります。
中を見てみましょう。
フロートレベルはフロートボウルの面と平行が良いですね。
レーシングキャブの流れを汲んでいるので、メインジェットの交換はフロートボウルを外さなくても可能ですが・・・・。
ちなみにプリセッティングでは#72が付いていました。
付属は#70と#74です。
インターミディエイト ジェットです。まあ普通はスロージェットと言いますが。
プリセットは#0295 付属は#028です。
ポンプのキャップを外すと、このようにチェックボール、スプリング、などがありますので、失くさないでください。
キャップとダイアフラムの間にはスプリングが入っています。
次回は「調整偏」です。
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かのアイルトン・セナはセナ足が有名でしたが、そのために全開時にバルブが残らないスライドタイプのスロットルバルブではなく、バルブの上下からエアが入りレスポンスに優れるバタフライタイプを好んで使っていたそうです。
レスポンスが敏感すぎて、他のドライバーは乗れなかったそうですが・・・・。
それが理由と言うわけではないのですが、ワタシはこのシンプルなキャブレターは好きです。
大口径の固定ベンチュリーならではの、豪快な乗り味はハーレーに良く合っています。
その反面、4気筒のバイクに乗り慣れてしまった方や、まだバイクに乗りなれていない方は可変ベンチュリーのほうが乗り易いでしょうね。低回転からガバッと開ける乗り方では、セッティングもシビアになるし、エンジンにもヨロシクありません。
エンジンの回転の上昇を感じながらアクセルを開けていく乗り方を覚えれば、ツインやシングルはそれほど飛ばさなくても充分楽しめます。月並みな表現では「エンジンとの対話」ですか。
とは言ってもパフォーマンスキャブですから、どのような状態にもフィットするわけではありません。
エンジンをスープアップしなくても充分楽しめるのですが、できれば腰ウエだけでも分解整備してからでないと、双方の評価を下げることになりかねません。
キャブレターを快適に楽しむのには3月5日掲載の記事のように、インテークマニホールドの取り付けをキッチリやらなければなりません。
大雑把ですが、各部の名称です。
①はスローポートで純正のケイヒンバタフライも同様な構造です。
②はアイドルミクスチャースクリューの先端が見えます。
③はエンリッチナーを作動させた時のリッチガスのでるポートです。
加速ポンプの吐出量の調整はココで行います。
ポンプのストローク量を調整するので、締めこむとストローク量が小さくなり吐出量が少なくなり、緩めると吐出量が多くなります。
2005年12月4日の記事で説明しているように、加速ポンプはアクセルを急激に開けたときの混合気の補正ですから、沢山ガソリンを出せば加速が良くなるものではありません。適量というものがあります。
中を見てみましょう。
フロートレベルはフロートボウルの面と平行が良いですね。
レーシングキャブの流れを汲んでいるので、メインジェットの交換はフロートボウルを外さなくても可能ですが・・・・。
ちなみにプリセッティングでは#72が付いていました。
付属は#70と#74です。
インターミディエイト ジェットです。まあ普通はスロージェットと言いますが。
プリセットは#0295 付属は#028です。
ポンプのキャップを外すと、このようにチェックボール、スプリング、などがありますので、失くさないでください。
キャップとダイアフラムの間にはスプリングが入っています。
次回は「調整偏」です。
バイクの各所がものすごく詳細に、繊細に説明されていてビックリしました!
いきなり質問させてください、先日マフラーを交換したんですが、アイドリングが純正マフラーだったころから100回転くらい低く、発進するときがエンストしやすくなってしまったんですが・・・
やはりキャブのセッティング(スロー)が必要なのでしょうか?
自分でメンテができるようになれば、今以上にバイクライフが楽しくなるんでしょうね^^
マフラーとキャブレターの関係はとても密接で、片方だけで欲求を満たそうとしても快適なライディングを楽しめません。
まあ、純正キャブのミクスチャーの調整のやり方は、今までにHDNなどの掲示版でイヤというほど語られているのでワタシはあえて触れません。
しかし、この世界も知れば知るほど面白くなるので、もっと深みにハマッください(笑)。
また遊びに来てください。
EキャブのセッティングについてWEB検索しておりましたところ
ココに行き着きました。
まさにフロートレベルの確認(必要あれば調整)したいのですが
フロート(黒いゴム)が水平でない場合の水平出しの方法と
このフロートの高さ調整(1/6インチ~3/16インチ=4mm~4.5mm?)の
調整方法を調べております
ブログ内には載ってないようでしたが
お手すきでしたら ご教授願いたく(あつかましいですが。。。)
え~、もう4年もバイクに触っていないので適切な答えが出るか分かりませんが、
フロートレベルはそれほど精密な調整が必要ではないと思います。
特にストリートであれば。
水平というか、フロートチャンバーの上端と平行に近ければ調整値に近くなったと記憶しています。
http://next.blog.ocn.ne.jp/piston/2006/03/post_8237.html
を参照していただくと
セッティングというよりアジャストが重要だと思います。
特にEキャブはスローミクシャーのニードルテーパー角がきつくて、僅かな回転角で
大きくミクスチャーが変わってしまいます。
ですから、CO値を見ながら調整するのが早道だと思いますが。