ピストンエンジンは永遠か!な?

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オイル下がり?②

2006年10月09日 | エンジントラブル

人気blogランキングへ 核実験には困ったもので、昨日の時点で実行はほぼ確実と言われていましたが、本当に行われるとは・・・。

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シリンダーヘッドを車体から外して、バルブスプリングも外すと、バルブステムシールを見ることが出来ます。

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ハーレーのステムシールは一般的なものと較べると、シールと言うより”オイル掻き”と言うべきかもしれないシンプルなものです。矢印のエッジの部分を見る限りでは損傷もなく、新品を組み込んだのとソウ変りはありません。

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燃焼室を見ると白煙を吐き始めてから直ぐのため、カーボンの堆積は限定的であり、バルブシートの周辺が酷いだけです。

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オイルで濡れたようになっているのは、右の吸気バルブだけです。

S26_8

バルブステムをよく見てみると、吸気バルブステムが・・・・。

S24_8

拡大してみると、ステムの磨耗がよく分かります。

ステムシールのシンプルな構造が仇になって、ステムが磨耗すると追従できないのでしょう。これではステムシール交換だけでは再発してしまいます。

作業内容を列記してみると、

  1. 燃焼室カーボン除去
  2. 吸気バルブ/バルブガイド交換
  3. バルブシートカット
  4. 排気バルブ研磨
  5. バルブ摺りあわせ

と言ったところでしょうか。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お疲れ様です。 (U.S)
2006-10-10 14:58:03
お疲れ様です。
この場合、3万キロという走行距離を考えるとこのバルブステムの磨耗は通常の消耗状態なのでしょうか?
それとも、バルブ、もしくわガイド、クリアランスに何らかの問題があっての事でしょうか?
ガイド側も相応の磨耗もしているかと思うのですが、如何なものでしょうか?

核実験、終に始めてしまいましたね、小さな小さなこの星の中で、あんな物で強がって一体何になるのでしょうかね。
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お疲れ様! (ピストン)
2006-10-10 20:43:14
お疲れ様!
3万kmでの磨耗と考えると大いに疑問です。
オーバーヒートも考えられますが、ロッカー系はサホドでもないので、決め手ではありません。
今の段階では本当の原因は分かりません。
核実験はもしかしたら偽者かもしれませんよ。日本海では放射能が検出されなかったようです。
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