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http://picturegallery.imeche.org/AreaIndex.aspx?ViewArea=30
Napierのネタはとりあえず最後にしたいと思っていますが、この画像を皆様にもご覧になって頂きたくて・・・・・
Delticの後端部(タイミングギア)はエンジンの一部とはとても見えません。それにカバーを取り付けるスタッドボルトの多さといったら、脱着のことを考えたくないほどです。
戦後の1947年から開発が始まり、主に高速船舶などに採用され成功を収めて、派生型は鉄道の機関車にも使われ1980年代の初頭まで走っていました。
歴史上、最高に複雑な量産されたレシプロエンジンと思われますが、更にターボコンパウンド化の計画もあったものの時代はタービンに移ってしまったようです。
この動画は3本のクランクと6個のピストンの動きを示していますが、2本のクランクと1本のクランクの回転方向が逆になっているのに注目していただきたい。1本のクランクを逆転させることにより正しいピストンの位相を得ることができたそうです。冒頭の画像の人が持っているギアがそうですね。