goo blog サービス終了のお知らせ 

ピストンエンジンは永遠か!な?

バイクを中心に話題を紹介します

ロイヤル・エンフィールドのトランスミッション⑤

2015年03月06日 | トランスミッション

人気ブログランキングへ 只今4位となっています。応援クリックをお願いします。




ロイヤル・エンフィールド(ブリット)のトランスミッションにはベアリングはメインドライブギアとメインシャフトの右端の2個しか使っていませんが、いずれも純正部品はインド製です。

よく見ると左側の大きい方(メインドライブギア側)のインナーレースが座屈しているのが判明しました。普通はあり得ませんね。



350ブリットはミッションの潤滑がグリスとオイルの半々の混合が指定されています。



本題ですが、ベアリングがケースにインストールされている時には(つまり抜く前)回転がスムースではなくゴリゴリした感じで”要交換”という判断になります。ところがベアリングを抜いて単体で回すとスムースに回るではないですか!

こういう事はベアリングの入る穴の締め代が大きい(穴が小さすぎる)時の状況にもありますが、ベアリングを抜くときにはそんな事はありませんでした。

結論として、座屈するほどベアリングの材質が柔らかい。アウターレースの材質も当然柔らかいと考えられますので締め代が適切でもケースにインストールすると変形する。ということと思われます。

そこで日本製のベアリングを挿入すると見事にスムースに回りました。

ちなみにケース内がグリス潤滑ということで、ベアリングは両面シール付きにしました。

 

人気ブログランキングへ 只今4位となっています。応援クリックを宜しくお願いします。