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プロクラッチの外し方

2006年06月21日 | クラッチ

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プロクラッチは何度か紹介していますが、メインシャフトがテーパー勘合の4速トランスミッションの場合には、このSSTが必要になります。

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つまり、テーパー勘合とは左の図のようになっていて、スピールキーによってもトルクを伝達しますけれど、それだけでは強い衝撃が掛かると”キーが飛んで”(破壊)しまうので、テーパー勘合と併用されています。ナットで締める事により強固な勘合になりますから、プーラーやSSTが取り外す際には必要になります。

5速ミッションになってからはスプライン勘合になって、ストレートシャフトなのでクラッチの取り外しにはSSTは必要でなく、手で外せます。ココの細かいスプラインはインボリュートスプラインと呼ばれるようで、ギアの歯のような形状です。

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写真でも分かりずらいですが、良く見ると矢印が示すように、キー溝があるのが分かります。

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実際に外す場合は赤矢印のナットを緩め(逆ネジ)3回転くらい回転させてから、SSTを取り付けます。青矢印がナットに当るのが分かります。

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SSTをクラッチハブに確実に取り付けてから、センターボルトを締めていき外します。外れないようであったらSSTのセンターボルトに、ハンマー等で軽くショックを与えても良いと思います。インパクトレンチを使う場合は各部を壊さないように注意してください。

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SSTを外してから、ナットも外せばこの通り。

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テーパー状のシャフトとキーですね。

プロクラッチは高価ですが精度も良く、クラッチの切れに悩むかたには絶好のアイテムと言えます。この辺りはさほど経験も必要としないでサクサクとインストール出来ますが、いざ外そうと思うと市販の汎用プーラーでは歯が立ちませんので、SSTの必要性を知っておいて下さい。

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