ピストンエンジンは永遠か!な?

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補助前照灯

2006年06月02日 | 電気系

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ツーリング系のモデルにはヘッドライトの横に”フォグライト”が付いています。これもハーレーの伝統的スタイルですが、ライトに詳しい方にはこれがフォグライトとは疑問があるかもしれませんね。

バルブの耐用時間は?

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'98年から採用になっているこのライトは、レンズのカットから見てもとてもフォグライトとは言えませんが、メーカーのパーツカタログにもそう記載されているし、保安基準ハンドブックにも補助前照灯は前部霧灯にくくられています。

今現在は既に改良されているのか分かりませんが、少なくとも2年前まで出荷されたこの部品の評判はスコブル悪いのですね。とにかくスグ切れてしまいます。耐用時間は数十時間ですか?

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バルブはバー&シールドで封印されています。 これが約9000円!ズット使えれば高い買い物ではありませんけれど・・・・。

中々凝った作りでした。

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封印を外してみると、普通に見慣れたソケットになっています。

でも良く見ると矢印の部分はスポンジ状のゴムです。この凝った作りは何故?

メーカーはバルブが良く切れるのを承知している?

これでも良く切れるのは何故?

解明?

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バルブを外して良く見てみると、フィラメントが転がっていました。

これでは点灯するはずがありませんね。

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純正品にはAu-Liteと刻印がありますが、原産国の表示はありません。

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これは同じ規格のH3ハロゲン球。タブン日本全国どこでも1000円前後で入手できると思います。

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①は純正品でフィラメントは矢印で示すように長く細いで支えられています。

②はスタンレー製です。矢印で示すようには補強されています。

この差が決定的に違いますね。

長時間でのテストで検証したわけではないので、結果については明言できませんが、少なくとも9000円払って同じ危険を犯すより1000円のバルブだけ交換したほうが、財布にヤサシイのは明らかです。

推測するとスポンジ状のゴムで浮かすことにより、緩衝効果を狙っているのでしょうけれど、結果は惨憺たるものです。バルブ自体の質量から鑑みて、スポンジ状のゴムの硬さは妥当なのでしょうか?

どうもバルブが軽いので相対的にゴムが硬い気がしますね。でも根本的にはスタンレーのバルブを最初から使っていればコンナ事は起きなかった?