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マフラーの記事にはたくさんのご期待をいただきました。ちょっとプレッシャーを感じています。
今日は重圧?から一休みです。
最近は現行モデルへの縁がないので、今更という感じですが新しい発見です。
これは’04モデルの883です。シリンダーが妙に大きいのに気が付きました。
これは’03年までのシリンダーですが、フィンが短い!寸法の差以上に小さく見えます。
周知の事実ですが、883のライナーはこのように分厚いので、ボーリングでボアを広げれば1200にできます。
これだけ厚いと、貫通スタッドによるシリンダーの変形の問題は気にしないで済みますね。
しかし重い!
TC88のシリンダーは形状の違いにより883より寸法的には小さいのですが、フィン自体は長くなっています。
この比較はさほど意味がありませんが、シリンダーを前後方向から見た比較です。
TCのシリンダーも結構ビッグフィンですね。
TCエンジンではベースガスケットを使わないでOリングになっています。
赤矢印ではオイル戻り穴をクランクケース側にOリング溝を設けています。
*ゴク初期のTCエンジンでは、後シリンダーのOリング溝の加工が良くなくて、Oリングが切れてしまいオイル洩れを生じた事があります。
ベースガスケットを何故廃止したかというと、オイル漏れ対策というよりシリンダーの熱を”クランクケースに逃がす”という意味合いのようです。
このように近年のモデルは、空冷エンジンでも何とか生き残る方策がアチコチに見られます。
これはジッパーズ マグナム117 コンプリートエンジンです。
矢印はシリンダーの固定ボルトです。貫通スタッドでないのが分かります。
ですからこのシリンダーは鋳鉄!それでもフィンの大きさはこんなモノ。
量産車はある意味レースエンジンより苛酷な条件で使われます。
排ガス規制に対応する希薄燃焼はエンジン温度の上昇をもたらしますので、設計時点での充分な考慮がなされないとメーカーの存続問題にまで発展してしまいます。
ジッパーズのエンジン誰か買いませんか?