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プーリーにご用心

2006年06月12日 | ドライブ系

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”マフラーの容量”の続きにご期待の方も多くいらっしゃると思いますが、正直言って苦しんでいます。どこまで掘り下げたら分かりやすい記事になるか、下書きまでしているのですが、中々見えてきませんね。

という訳で、今日はピンチヒッターの登場です。

S4_39

ベルトのテンションの必要は12月1日の記事に書いてありますが、この車両はベルトのテンションがその都度変ってしまいます。

そこでアチコチ確認していたら、矢印のドライブプーリーに気が付きました。この写真はストロボを使ったので良く撮れていますが、普通の目視ではコンナに良くみる事はできません。

S3_47

プライマリーハウジングを外してみると、見事に減っています。

S1_64

赤矢印の示すミッションケースにはベルトに擦られた痕跡があります。

ベルトがプーリーの外側に寄って、磨耗している部分に乗っていると・・・・。

S13_6

テンションゲージで押すとカナリ緩くなっています。

S12_13

ベルトをプーリーの内側に寄せると・・・・。

S2_59

同じテンション掛けても、こんなに張ってしまいます。

S8_15

青矢印は磨耗していない部分、赤矢印は磨耗している部分、緑矢印は回転方向の裏側になりますから磨耗していませんね。

S7_10

ベルトもこの通り磨耗しています。

S5_33

磨耗したベルトをプーリーに嵌めてみると、矢印のように隙間ができてしまいます。

S6_20

未使用に近いモノですが、矢印のように隙間はありません。

S10_7

左が磨耗したプーリーで、矢印のように鉄ハブが鋳込まれたアルミ製なんですね。右は純正の鉄製のプーリーです。

アルミープーリーは33TでタブンBDL社の製品です。純正プーリーは32Tですから、これは初代オーナー?がファイナル減速比を高速に振るために交換したものと思われます。

最初の発見で磨耗を認めたときに、鉄製と思い込んでしましたから、こんなに磨耗する原因を考え始めてパニックになるところでした。ゴムのベルトで鉄がこんなに減る筈がありませんから。

アルミ製のドライブプーリーをご使用の方はお気を付けてください。

T関連でつまらない話をひとつ。

よくT字路は丁字路(テイジロ)が本当だと言いますが、それではスプロケットなどの歯数を32チョウという方がいます。32チョウは32丁の事だと思います。

これは正しいのか?

丁は「丁か半か」という使い方をするように、偶数の意味合いがあります。そうなると32丁は良いが33丁には具合が悪くなります。これはTOOTHのTが正しいのではないでしょうか。

十字路は英語ではcrossroadsで良いと思いますが、丁字路は何というのでしょうか?教えていただくと疑問が一つなくなります。

S11_12

もう一つ老婆心で・・・・。

目の前にあるハーレーのドライブプーリーを覗きまくっていたら、一つ新たな発見をいたしました。

’04モデルのスポーツスターのプーリーが見た印象ではアルミ製と思われます。

いまのところ確認までする気はありませんが、ご存知の方がいらっしゃたらコレも教えてください。